油漏れ
弊社の所有する4tトラックのアタッチメント「ユニックパル」は掴む重機の様に作業ができる代物で、荷役作業ではスピーディで結果としてお客様への作業費用が安価となります。
上物となるクレーン部分は輸入品で、ネジのピッチ等がインチ仕様といいますか、JIS規格に当てはまらない構造になっております。
また、その構造は日本人の様な神経質な品質管理もされておらず、油圧で制御をするためどうしても油漏れが出てしまいます。
弊社のユニックパルも他に漏れず、時々滴る程度の油漏れはございました。
大手自動車メーカーの工場敷地内では一滴の油を落とす事も許されておらず、全ての同じ形式のクレーンは使用が認められていないほどであります。
弊社では現場によっては主要部分(クレーン本体)の下へシートを敷き、養生を行いつつ作業をするお客様の現場もあるのですが、用意に時間がかかるためお客様への経費負担があるため、ご依頼により養生の準備をおこないます。
ただし弊社ではまだ経験がありませんが、油圧ホースの破損等では防ぎようが無く、どうしても積み込み作業中にホースが破損した場合は、現場に油が流出してしまいます。
先日も操作切り替えバルブのレバー軸という、通常では考えられない部分が圧力により破断し、現場で油を噴霧した状態になりました。
その様な場合は、常備しているウエスで拭き取り、土間に染み付いた油は中性洗剤で中和をおこない、最後に水を掛けて油膜が浮かない事を確認してから帰社をします。
便利な道具も場合によってはご迷惑をおかけする事もございますが、ご理解を頂きながら今後も使用してまいりたいと考えております。