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遠方への引き取り業者にお困りの方必見!

遠方への引き取り業者にお困りの方必見!

2022-09-03

最近、ご縁で頂いた引き取りの相談で、「横浜のマリンジェットの処分はできますか?」というお電話を頂きました。

 

聞けばそのお客様は知人の所有するマリンジェットの処分業者を紹介してほしい!と聞かれ、弊社にご依頼をという流れらしく、某運送会社に委託して豊橋まで運べば処分は可能か?という質問でした。

 

総額で10万円ほどの運搬費を見込んでいるというお話でしたので、豊橋からクレーン車で引き取りに往復してもそこまで処分費は掛かりませんよ!とご提案させて頂きました。

 

クレーン付きの4tトラックでの走行は、カーナビ通りの時間で到着できない可能性が高いため、朝7:30に出発しました。

 

途中、トイレ休憩を一度だけ挟みましたが、結局目立った渋滞も無く予定時間通りに到着しました。

 

電話ではマリンジェットとお聞きしておりましたが、トレーラーも一緒に処分をご希望でしたので、別々にクレーンで吊り上げ積み込みました。

 

積込作業時間はおおよそ15分ほどでしたが、お客様からお喜びいただき缶コーヒーまで頂いてしまいました。

 

そして帰路につきましたが、途中サービスエリアで20分ほど昼食休憩を摂りましたが、そのまま発車したため睡魔が襲い再度休憩を10分ほど頂きました。

 

帰社時刻は17:05だったため、マリンジェットとトレーラーを降ろしに走ることができず、翌朝移動時間を込みで1時間ほどかけて荷下ろしをおこないました。

 

この様なご依頼のケースでは、取引依頼時には現物を廃棄する約束を取り交わしたとしても、実際には中古で売買されている可能性があります。

 

弊社ではユニックパルにて鷲掴みにして積み込みをおこなうため、原型を留めておらず転売は限りなく不可能な状態にできます。

 

今回は高速走行をするため飛散防止の観点から潰す行為は行いませんでしたが、お客様のご希望があれば積み込みの段階で潰してしまう事も可能です。

ちなみにトレーラーもタイヤ付近が重心で安定して吊り上げられたので、タイヤをグラップルで鷲掴みにして車軸やフレームが曲がった状態での積み込みとなりました。

 

今回の引き取りの請求額ですが、作業人工1人につき通常1時間5,500円となり、本来であれば9時間で49,500円と高速料金の往復でおおよそ13,500円で、合計額はおおよそ63,000円(税別)となります。

 

ただし、4tトラックの燃料が往復で130ℓほど使用したため、燃料代も追加請求させていただきました。

 

結果として請求額は77,000(消費税込み)という結果となりました。

 

マリンジェットとはいえFRPや様々なゴミが付着する船体を処分する解体費を込みの価格と考えれば、決して高くない処分費かと思います。

 

今回はマリンジェットでしたが、スクラップ関係のヤードへ荷下ろしをおこない、廃棄物扱いではなかったため、県外でも引き取りをおこなえました。

 

モーターボート等も同様に処分可能ですが、産業廃棄物扱いとなると愛知県内に限らせて頂いておりますが、多くの取引数量が見込める場合においては、現地産業廃棄物収集運搬も取得しますので、ご相談ください。

 

過去にもタッカーボートの処分依頼を受けましたが、当時はユニックパルが無かったため、ユニッククレーンにて処分会社へ運搬し、破砕手数料込みで1隻10万円という高額の処分費用がお客様負担となってしまいましたが、現在ではある程度の大きさにユニックパルで引きちぎる事が可能となり、機関部等を分けて積み込む事も可能です。(船体の種類により、分別できない機種もございます)

 

その際は船体を潰すための土間のスペースが必要となり、弊社が用意するシートの上で潰す作業をおこない、シートごと処分させていただきます。

 

走行時にオイル等が漏れ出す恐れがあるため、燃料やオイルは極力抜いた状態ですと助かります。

 

万一現状渡しであれば、燃料やオイルを抜き取った後の処分費用も追加されますので、事前にinfo@sakuma-recycle.comまでお伝えください。