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情報漏れしないか心配ではありませんか?

情報漏れしないか心配ではありませんか?

2022-06-22

個人情報保護法にはじまり、コンプライアンスも含めて機密情報の漏洩に神経を使う時代となりました。

 

弊社でも取引先の印刷会社より「コンプライアンスの点から機密情報等が漏れた場合の契約を交わすように」と依頼があり、ご希望に沿う形で契約を交わした事もございます。

 

おかげさまでこれまで弊社が原因で、情報が漏洩した事はありませんが、過去に新聞販売店の配達員が配布日の前日にチラシを持ち出し、系列他企業の前で発覚し、弊社からの漏洩を疑われた事はございます。

 

とはいえ、弊社はパッカー車(ゴミ回収車)で圧縮して積み込みをおこなっており、その中から綺麗なチラシ一枚を抜き取られる可能性はありませんでしたので、弊社が原因では無いと断言できました。

 

話が逸れてしまいましたが、地元の廃棄物やスクラップ等の再生処理会社へ処分の委託をおこない本当に大丈夫なのか?という点を、今回はお伝えさせていただきます。

 

過去にも静岡県の印刷会社から排出されるインキ缶の処分委託を数年おこなっておりましたが、弊社への依頼理由は大手企業のパッケージを印刷するにはイメージカラーが指定されております。

 

指定されたインキのメーカーや色があり、紙の種類なども当然指定されて印刷をするそうです。

 

そして、使用済みの空き缶(スチール缶)はスクラップ業者が引き取るのですが、そのインキ缶が印刷会社のライバル企業の手に渡ることで、指定されたインキを使用した相見積もりを出される危険があるのだそうです。

 

現在ではマージンを上げるように政府も進めておりますが、少しでもコストダウンを!と考える企業と取引をされる場合、ライバル企業に仕入れ先の情報が渡るだけで、お得意様を取られてしまう危険がございます。

 

また、他にも事務所から排出される個人情報の記載された紙資料も、地元の古紙回収業者を利用した場合、その情報を欲しがる関連業種の方も当然多くなってしまいます。

 

弊社ではお客様の要望により、再生紙として紙問屋へ直接搬入してプレスしてもらうか、燃えるゴミとして焼却炉のピット(大きな穴)へ投下するなど、他者の目に触れない様にします。

 

その場合は通常の古紙の扱いとは異なるため、追加で作業費などの手数料が発生しますが、確実に情報が漏れない様に処理できます。

 

ちなみに古紙扱いで処分される企業は環境問題に取り組み、焼却炉を希望されるかたは機密情報の度合いが高い企業が多いです。

 

また、古紙に限らず、金型でも製品の複製が可能なことから、必ず溶断する処分会社を希望されます。

 

例を挙げれば多々ございますが、金属くずや紙くずの他、愛知県内であれば廃棄物等も運搬処理できますので、info@sakuma-recycle.comまでお気軽にお問合せ下さい。

 

※県外の廃棄物につきましては、頻繁に依頼があれば県外でも収集運搬許可を取得しますので、まずはお声がけください。

 

さて、先ほどのチラシが云々という印刷会社は、現在弊社とのお取引はございませんが、現在の回収業者は平ボディのトラックでシートを掛けて走行している回収業者がほとんどです。

 

弊社でも経験がありますが、シートのゴムは強風で切れる恐れもあるため、万全な対応と言い切れません。

 

そしてシートは走行時の風の影響を強く受けますが、弊社では風に強いネットも用意しておりますので、積み荷に合わせて使用します。

 

他にも弊社であれば、情報漏れの対策としてシートの上にロープで緊縛処理をおこない、走行時の飛散防止処置をおこないます。

 

また、県外であっても運搬費を頂ければ引き取りに伺いますのでお声がけください。

 

参考となる運搬費の算出方法は、積み込み作業人員1名につき5,500円/1時間となります。

 

例えば4t平ボディトラック1車で弊社を8:00に出社し移動、10:00着から積み込み時間を2時間、12:00~13:00まで昼休憩後に移動をし、15:00に処分先へ到着後に荷下ろし、移動後に帰社時刻が17:00と丸一日経過した場合、請求額は44,000円となります。

 

作業が重労働で作業人員2名の場合は上記金額が倍となりますが、パッカー車を含め車種が変わっても基本金額は同一となります。

 

この他、高速道路を利用した場合はETC料金で通行料金も発生しますので、ご理解のほどお願い申し上げます。

 

最後に、安価だからと公に登録をされているのか不明な実体のない業者を利用される方もおみえですが、情報漏洩した際の補償や、取引先からの信用喪失をしっかりと念頭に置き、委託されることをお勧めします。