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年代物の機械撤去

年代物の機械撤去

2020-06-23

今回写真撮影はしておりませんが、戦後間もない頃に製造されたであろう旋盤などの機械を撤去してきました。

 

お客様はこれまでも鉄くずを頂いておりました町工場となりますが、残念ながら昨年秋ごろに閉業され、来月をもって工場も解体作業に入るそうです。

 

さて、本来ならば中古売買できるか確認をするところではございますが、歴史ある機械だったため、形状からしてもニーズが無いことが分かる代物でした。

 

とはいえ、過去に中古機械販売店から「最近の機械はコストダウンや移動の事も考えて設計されており、全体的に肉厚が薄い物が多く、古くて頑丈な機械も人気機種がある」と聞かされておりました。

 

しかしそれ以上に古かったので、今回は中古販売は見送りです。

 

町工場は住宅街にあり、フォークリフトを搬入するための場所も確保できなかったため、ユニックパルを工場建屋内まで進入し、クレーンが届く範囲の機械をすべて積み込み帰社しましたが、これに掛かった時間はわずか30分ほど。(話をしていた方が長かった(笑))

 

続いて、クレーン車にフォークリフトを積み込み、工場建屋内にて、ユニックパルにて確保したフォークリフトを降ろす場所へとクレーンで降ろしました。

 

そして、一番大きな切断機に取り掛かろうとしましたが、機械上部に設置された作動油のタンク付近より、作動油が漏れ出したために今回は搬出をあきらめ、次の便でポンプとドラム缶を用意するため見送りとしました。

 

その代わり、残りの旋盤2台を含めた機械を6台積み込み、本日の作業を終了したのは10時30分頃。

 

とりあえずフォークリフトは次回の搬出まで現地に保管をして頂き、工場を後にしましたが、合計2時間30分で撤去した機械は12台で中にはアンカーボルトで固定された物も含めておりますので、かなり早い作業だったと自負しております。

 

現在の機械のスクラップ相場は安価なため、買い取り価格はあまり期待できませんが、作業が早い=経費が安くなるという事から、通常の機械搬出業者であれば撤去作業代金を請求される可能性もありますが、弊社でしたらご希望に添えるように努力しますので、まずはお気軽にご相談くださいませ。