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マンション等の放置自転車に悩む方必見!

マンション等の放置自転車に悩む方必見!

2024-04-03

マンションや団地、公営住宅等には自転車置き場が設置されており、年数が経つと退去した方々が放置された自転車が・・

 

年々放置自転車の数が増えていき、その処分にお悩みではないでしょうか?

 

過去の依頼者からの実例も合わせて、対応策をご紹介させて頂きます。

 

通常、皆様の対策としては、「使用されていない自転車は撤去します。このタグを〇月〇日に付けたので、〇か月間以内に剥がされなかった自転車は、所有者不明と判断し、処分します」という数か月経過後の勧告で処分をおこないます。

 

ところが過去にあった事例では、サドルが埃をかぶっている、しばらくタイヤがパンクしている等の、使用していない状況を目安に、処分業者へまとめて依頼する管理者が多く見受けられます。

 

しかし、処分後に現れるのが、「大事な自転車だった」や「思い出の自転車だった」または「高額な自転車だった」と言いがかりをつけてくる居住者です。

 

酷い事例では、付近に住む方で、「ここに住む知人を訪問し、飲酒をしたため置いて行って、忘れていた」なんて言われた事もあるそうで、居住者ですらなかったそうです。

 

そうなると管理者は、自転車を弁償しなければならず、自転車本体がすでに廃棄されており、現物確認をおこなった価値の査定もできず、相手の言いなりの金額を支払う事になりかねません。

 

酷い場合、「子どもの想い出の自転車だった」と言われると、プライスレスにもなりかねません。

 

そこで、冒頭にもお伝えした、自転車置き場にある全ての自転車へ、ハンドル等の目立つ箇所へタグを付け、マンションの住人へ案内を配布する事をお勧めします。

 

その際は必ず配布日と、タグ付けの予定日を記載し、「〇ケ月後の〇月〇日以降に、警察へ届け出をおこない処分します。」と住人へ伝えましょう。

 

現在では個人情報保護のため、自転車に名前も記載されておらず、持ち主の判別は難しいので、所有者自らの行動でタグを取り除いてもらえば、使用している自転車か判明します。

 

また、滅多に使用しない自転車においても、あらかじめ案内を住人へ配布する事で、タグに気づかなかったという言い訳は通用しなくなります。

 

そして撤去予定日以降ですが、手間は掛かりますがここからが大事なのは、一旦タグの除去されなかった自転車を集め、自転車置きを整理し、自転車置き場の外が好ましいのですが、タグ付きの自転車だけを一所へ集め、目立つように色付きのビニールひもで周囲を囲みます。

 

ビニールひもには数か所「この自転車は使用者不明とみなし、適切な段取りの上、管理者の権限により〇月〇日付で処分する」と表記しましょう。

 

この時点で警察に連絡し、処分の際の段取りと日時をお伝えし、可能であれば現地視察の確認をお願いしましょう。

 

告知日の数日前に、弊社の様なスクラップ回収業者へ引き取りの依頼をおこない、日程通りに回収を依頼しましょう。

 

回収時にも撤去する旨を警察へ連絡をおこない、可能であれば警察に一度来てもらい、現物確認をお勧めしますが、積み込み作業に立ち会って頂く必要はありません。

 

そして業者が到着する前に、トラックへの積み込み可能なスペースへと自転車を移動しておくと、作業時間が早くなるため、必要経費は安価となります。

※カゴの中にある荷物は除去して、自転車だけの状態にしてください

 

また、一台ずつ移動する際に、それぞれの自転車の写真を撮影しておき、その特徴も抑えましょう。

 

写真のデータを残しておくことで、想い出の自転車と申し出があっても、その特徴を言えない時点で発言に信憑性が無くなり、保証しなくて済むかもしれませんし、「使用するつもりだった」と言われても、実際に存在しない自転車の請求被害には合わなくなります。

 

最後に注意したいのは、高く買ってくれる・近いから・知り合いなどといった業者へ依頼するのはやめましょう。

 

実際にあったのは、整頓してトラックへ積み込み、荷受け業者が中古で販売しているケースもあります。

 

防犯シールを剥がして売却すると、警察は剥がした痕を見て警戒し、車体番号から持ち主を割り出し、後ほど盗難自転車扱いともなりかねません。

 

元の所有者は当然スクラップにされた物と思っていたのに、転売されていたと知ると、訴訟までは無いにしても何かしら請求される事になります。

 

処分をうたって整理しても、依頼先がスクラップとして扱うとは限らないので、安心して依頼できる業者を選択する義務が管理者にはあります。

 

弊社が常に依頼を受ける際、4tトラックのクレーンが作業できる場所であれば、掴み上げるアタッチメントのクレーンで作業に伺います。

 

積込の際に油圧の爪で掴み上げるため、必ず自転車は変形するため、転売は絶対にできなくなります。

 

積み込んだ荷台を撮影しておけば、後ほど転売されたという言い分は通らなくなります。

 

最悪な方は自転車を隠しておき、「事後に自転車が他人に使用されていた」と言い出す事も、つぶれた自転車の写真で処分の証拠として残しておく事ができます。

 

段取りをしっかりとおこなう事で、処分した際のいざこざを回避できるため、事前準備をおこないましょう。

 

自転車でお悩みの場合は、お問合せいただければ現地調査も含めて、ご相談にのります。

 

ご依頼を頂けるのであれば、メールでのやり取りで、現地の写真を頂ければ、安価な処分も可能です。

 

お問合せはinfo@sakuma-recycle.com