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台風通過後に物置やボイラー等が倒れて困っている方へ

台風通過後に物置やボイラー等が倒れて困っている方へ

2023-02-08

台風16号は三河地方に影響がなく、本当に良かったと心より思っている中、被害が無かった今だからこそ書けると思い、投稿させて頂いております。

 

過去に台風が直撃した時に、弊社の近場ですと竜巻の発生や、渡津橋上でトラックの横転など、風害が多々あった時に入った弊社への依頼を例として以下に挙げます。

 

とはいっても、何でもできるという訳ではございませんが、何ができるのかを参考にご依頼いただければと存じます。

 

また、通過直後の依頼では急を要するような、道路をふさいでいる、ご近所へ迷惑をかけてしまう様な被害者を優先してご依頼を受け付けます。

 

その後は依頼が集中した場合、依頼が集中している地区や、クレーン等の機械で迅速に対応できる依頼を優先し、順次こなしてまいります。

 

今後風水害などでお困りでしたら、下記の事例を参考にして頂き、似た事例であればお気軽にご相談ください。

 

ケース1 物置が倒れてしまい、立て直すことができないので、何とかなりませんか?

 

物置の設置する向きは背面を建物側にされるケースが多く、横広の構造上倒れる状況は扉が開かず、荷物の重量がそのまま物置の重量となり、人力で立て直す事が困難な状況が多くあります。

 

そんなケースでの依頼の場合の注意点ですが、4tトラックのクレーンが近くに駐車できるスペースがあり、クレーンの届く範囲(おおよそ7m)であれば簡単に起こすことができます。

 

ただし、ワイヤーを掛ける作業により、必ず物置本体に傷は付く事と、起こす作業時に物置が損壊した場合は、弊社での保証はしかねます(もともと壊れていたケースもあるため)ので、ご理解を頂いた上でのご依頼をお願い申し上げます。

 

また、上記にもありますとおり、クレーンが使用できない場合は時間がかかるため、人力で起こせる重量以上の場合は対応不可となるケースもございます。

 

どうしてもという場合には、切断をして解体することをお勧めします。

 

その理由としては、数人掛りで起こせないほどの重量がかかった扉は、起こす際に壊れて使えなくなる可能性が高いからです。

 

他にも元の設置場所にコンクリートブロック等がありますが、起こした物置を全く同じ場所へ戻せない場合もございますのでご理解ください。

 

 

ケース2 駐輪場の柱の根本が腐っていて、風で舞い上がり道路を塞いでしまった。

 

横幅6mの駐輪場の柱が根元から錆びて、フェンスを飛び越えて横を走る道路を封鎖するような形だったらしく、社員数名で敷地内へと引っ張り上げたが、巻き返しの風も強く解体することができなかったそうです。

 

そこでユニッククレーンで釣り上げ、ボディの中にギリギリ収まらない奥行でしたが、バールなどで折り曲げて、解体をせずにそのまま搬送しました。

 

現在であればユニックパルがありますので、4tトラックを横付けできて、積み込み作業をする場所だけあれば、機械で折り曲げて積み込みを行えます。

 

他にも、屋根が飛んで無くなり、自転車置き場を撤去してほしいという依頼も、現地へ電動工具を持ち込み、基礎部分の上で切り離し、積み込み作業も行えます。

 

 

ケース3 エコキュートが倒れてしまったので起こしてほしい。

 

基本ボイラーなどは通りに面した場所に設置されておらず、このケースでも通りから見て、建物の側面に設置してありました。

 

この時はクレーンが届きましたが、建物を傷つけずに立て直すことは難しく、時間をかけて慎重に作業をおこないました。

 

なぜ難しいのかというと、ボイラー等の脚は3本の場合が多く、設置する時はタンクの中に水が含まれておらず、人力での作業も楽ですが、一度使用するとドレンコックから水を抜かなければ、タンクの中の水の重量(100kg以上)も加算されるため、不意に荷物が反転するだけでも建物を傷つけてしまうからです。

 

とはいえ、火災保険で台風でも保証されるようであれば、一度倒れたボイラー(この事例はエコキュート)を立て直して使用する方は少ないとは思います。

 

通りから見て家の後ろ側に設置の場合、人力での搬出となりますので人件費が倍になりますのでご理解のほどお願い申し上げます。

 

通路の確保が難しい場合は、電動工具を使用して切り刻み、運び出すことも可能ですが、作業代金は割高になります。

 

 

ケース4 道路に面した敷地に積み上げていた荷物が散乱し、通行人に迷惑をかけるので移動してほしい。

 

台車やハンドリフト等、場合によってはフォークリフトを搬入して、撤去作業もおこなえます。

 

この時は小さな荷物だったため、2人掛かりで袋に入れて、とりあえず邪魔になる荷物だけを敷地内へと片づけました。

 

しかも依頼者はお婆さんだったので、依頼者が対応できる範囲か確認してから、次の現場へと駆け付けましたが、勝手に綺麗に片づけて総額〇万円という請求をすることもありませんし、依頼者が残りはご自身で片付けできるという判断のところまで弊社で作業をおこないます。

 

荷物の形状によってはパンクの危険もありますので、片付けは迅速に済ませたいものですね。

 

 

ケース5 物干し場が屋根から落ちて、道路を塞いでいるから撤去してほしい。

 

二階建て知人宅の一階屋根上に設置した、アルミ枠に床材を樹脂で敷き詰めた物干し台(およそ畳4畳ほどのスペース)が、物干し台へ設置したエアコンの室外機を建屋の壁にぶら下げた状態で残し、本体がそっくりそのまま道路へと分離し滑り落ちたそうです。

 

こちらのお宅はご主人が早くに亡くなられ、奥様一人でのお住まいだったため、消防署員の方々がフェンスの無い敷地内まで引きずり込んでもらい、多少は道路にはみ出していたため、弊社でその日のうちに撤去しました。

 

アルミの枠を買い取り、処分費用の掛かる床材を差し引きし、引き取り金額を10,000円ほどの請求で済むことができましたが、たぶん工務店さん等へ依頼すれば撤去費用は数万円徴収された事と思います。

 

といった具合に、第3者へ迷惑を掛けるケースは、できるだけその日のうちに対処しますので、お気軽に0532-31-0771までお電話ください。

 

なお、現場作業者の連絡先をご存じの方であっても、この様なケースでは作業を優先し、駆け足で対応をしているため、携帯電話に出ない事と、その後の予定も現場では判断しかねるため、事務所へと連絡をしていただく様にお願い申し上げます。