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よくある質問 機械 設備 電気製品のとりあつかい編

よくある質問 機械 設備 電気製品のとりあつかい編

2022-01-08

お問合せのお電話で下記のご質問を多々いただきます。

※1「〇〇に使っていた機械を処分したいのですが買い取り(取り扱い)できますか?」

※2「設備の一部を改修し、撤去材の買い取りはできますか?」

※3「電気製品を買い替えたのですが、古い電気製品を買い取りはできますか?

という内容が多くありますので、以下に弊社の対応と、さらにお客様にメリットのある取り扱いについてご説明させていただきます。(以下の説明は令和4年1月8日現在での相場となります。今後の相場変動しだいで買い取りできない場合もございますので、単価につきましては記載しておりません。その都度ご連絡いただければお答えさせていただきます。)

 

※1「〇〇に使っていた機械を処分したいのですが買い取り(取り扱い)できますか?」

まず機械でご注意いただくのが、金属の太さや厚みからご説明させていただきます。

機械の構造にもよりますが、外装に使用される金属製のケースで覆われている物は、薄い鉄板を使用しております。

本体のフレームは肉厚の金属を使用している製品が多くあります。

また、機関部をはじめ、シリンダーなど強度を求められる部分があれば、肉厚の金属同様に、リサイクル過程において、機械を使用しての切断(ギロチン)加工が不可となります。

参考までに肉厚の鉄板とはおよそ20mm程度となり、その他では鋳物もギロチンなどの切断機の刃物を痛めてしまうため、各工場でアセチレンガスなどによる溶断をおこなっております。

結果として、通常の鉄くずと比較すると、作業手数料の分だけ安価となります。

また、溶断した際にでるスラグなどは、結果として資源が減量するため、購入時の計量から5%~7%ほど、余分に重量引きをさせていただいております。

溶断加工やシリンダーをはじめギロチン加工のできない部材を、お客様自身で撤去していただければ、高価買取も可能ですが、お手持ちの道具による分解作業の経過時間や、作業人件費を考えるとあまりお勧めはできません。

また、金属の種類にもご注目いただきたいのですが、機械には様々な種類の金属が使用されております。

例えば全体の90%が鉄、残り10%をアルミニウム・真鍮・銅等の非鉄金属で構成されていた場合、売り手の希望であれば「高価な非鉄金属が10%もあるので、買い増しをしてほしい。」と希望されますが、実際のお取引では鉄として購入するよりも安価となります。

理由としては簡単で、分解作業手数料の方が金属の価値より高額となる、または高価値の品でも不純物となるためです。

仮に鉄を再生するのであれば、純粋な鉄のみを熔解すれば、製品を造りやすいのですが、不純物が混入している材料を熔解した場合、成分調整をしなければなりませんので、そのため事前に分解撤去をおこなうか、熔解後の製品の使途がそれなりの使用となるため安価となります。

つまり、ご自身で分解するほどメリットは無く、鉄くずと比較して安価での買い取りとなるのが現状であります。

もしくは、処分直前まで使用していた機械であれば、ニーズが有れば中古品として販売することも可能ですので、お客様がご希望時に限り、中古品としてネット販売も致します。

ただしこの場合、弊社の販売ページを保有しておりませんので、既存のサービスを利用しての出品となります。

ある意味、お客様が販売先の出品ページをご確認いただければ、決済金額もご確認いただけますので、その後の流れは一目瞭然となっております。

この場合弊社は、機械の保管と売買の手数料を決済から天引きさせていただき、お客様へお支払いいたします。

そのため、お客様の売値のご希望金額が市価より高額であれば、当然ご購入いただけるまでに時間もかかる可能性もございます。

お取引時にはその都度ご相談させていただきますが、一定期間の買い手がつかない場合は、スクラップとして買い取り処分をさせていただきます。

ただし、この場合も出品の手数料はかかるため、ご理解のほどお願い申し上げます。

 

※2「設備の一部を改修し、撤去材の買い取りはできますか?」

設備となると部材は様々ですが、いくつかの例を挙げさせていただきます。

「出入り口を修繕したので、ガラス付きのアルミサッシは引き取れますか?」というご連絡が多々ございます。

基本、ガラスは廃棄物となり、弊社が取り扱った場合は、産業廃棄物となるため、処分費用が発生します。

そのため、本来であれば高価なアルミサッシも、処分費を差し引きすると価値が無くなってしまうため、お客様にはガラスを取り除いてからお持ち込みいただくようにお願いをしております。

一般家庭であれば、市のごみ集積場所に出すことが可能なので、怪我の無いように取り除いていただき、お持ち込みいただければ買い取り可能となっております。

 

「パーテーションの荷受けは可能ですか?」というお問合せもございますが、全体の部材の種類をご確認ください。

よくあるケースはフレームが鉄もしくはアルミニウムで有価物ですが、アクリル板や合板に布と接着した廃棄物も使用してある場合、処分費の分だけ金属の価値は下がります。

したがって、金属の種類によってお支払いはできたとしても、安価となる可能性が高いです。

※カーポート等はフレームがアルミサッシですが、古いタイプはアルミサッシの角材の中に鉄の角材が補強で入っており、この場合のポール部分はアルミサッシとしての買い取りはできません。

また屋根部のアクリル板も処分費用が発生するため、処分は可能ですが、その分アルミニウムが安価となりますので、分離処分を事前におこなっていただく事をお勧めします。

 

他にも撤去材の種類が一品物であれば、その種類に応じて買い取りができますが、多種金属が複合された部材の場合は雑品もしくはシュレッダーという品目での買い取りとなり、鉄くず以下の買い取り単価となります。

 

※3「電気製品を買い替えたのですが、古い電気製品を買い取りはできますか?

電気製品は大まかに4種類のお取り扱いとさせていただいております。

1.ケースが金属製の「雑品くず」

電化製品ということもあり、構造に様々な金属が使用されておりますが、廃棄物は少なめで、非鉄金属の分解が容易の製品が雑品くずとなり、令和4年1月現在では買い取りの対象となっております。

 

2.ケースは金属製だけど「シュレッダーくず」

感覚的には1.の雑品くずににておりますが、廃棄物が目立ち、分解するほどの価値が無いほど細かな非鉄金属の使用など、不純物が多い物となり、現時点での買い取りはできておりますが、相場によっては無償回収や、情勢によっては取り扱い困難な時期もありました。

例:ビデオデッキ・ストーブ・ファンヒーター・電子レンジ等

 

3.ケースがプラスチックの「小型家電」

家庭で使用される電化製品の多くは2.シュレッダーくずもしくは、この小型家電の取り扱いとなります。

イメージしやすいのが、パソコンはケースが鉄板なので雑品やシュレッダーくずとなりますが、キーボード・マウス・プリンター等はケースがプラスチックなので、こちらの小型家電扱いとなります。

その他電化製品も、ケースがプラスチックであれば、小型家電扱いとなります。

小型家電は、令和4年1月現在で弊社で40円~50円/kgの処分費をいただいております。

弊社では破砕・選別をおこない、リサイクルをおこなう取引先へ出荷しております。

中には処分費用が安価だからと民間の埋め立て処分場を保有する会社へ持ち込まれる方もおみえですが、今流行りのSDGsの観点からも、埋め立て処分はおすすめしません。

理由としては、電化製品の中には有害物質を含む物も多く、埋め立て処理をおこなえば今後漏れ出す可能性もあり、その後の土地管理も保証はされないと考えられます。

 

とりあえず上記の説明をざっくりとおこないましたが、不明な点は0532-31-0771までご連絡いただければ、お答えさせていただきます。

 

メールでのお問い合わせはinfo@sakuma-recycle.comまでお願いいたします。