toggle

産業廃棄物のコストダウン

産業廃棄物のコストダウン

2020-08-22

現在、産業廃棄物の処分代金がどんどん値上がりしているとよく耳にします。

 

一概に産業廃棄物処分費といっても、産業廃棄物を加工する中間処分業者と、産業廃棄物を中間処分業者へと搬入する収集運搬業者の2社が関わることになりますが、前者の中間処分業者においては、収集運搬の許可も取得し、自社運搬をおこない回収している業者がほとんどです。

 

これだけ見ると、中間処分業者へ初めから委託した方が、中間マージンが減りお得なイメージを持ちますが、実はその他にもコストダウンする方法があり、下記にてご説明させて頂きます。

 

さて、ここで弊社の取引先の中間処分業者をご紹介させて頂きます。

有限会社 丸富

株式会社 明輝クリーナー

名豊リクル 株式会社

 

有限会社 丸富さんと株式会社 明輝クリーナーさんにおいては、廃プラスチックをはじめ、多品種にわたり許可品目があるため、お客様からの依頼品に基づき、行き先を決定しておりますが、詳細は後程ご説明させて頂きます。

 

そして名豊リクル 株式会社においては、木くずを専門に扱い、かなりの安価で処分を引き受けて頂いております。

 

さて、冒頭に申し上げましたとおり、イメージでいうと「中間処分業者に直接依頼をかけた方が、処分代金が安いのでは?」とお考えになるかと存じます。

 

しかし、弊社のように数社とのお取引がある場合、荷物の形状や状態、処分方法にもよって、高額請求をされてしまうケースを回避できるという、一社を介したことでメリットを出せるケースがかなり多いという結果となります。

 

例えば中間処分業者へ、弊社のお客様数社分の荷物を弊社経由で搬入しておりますので、通常ですと多めに数量を記載(請求)されてしまう廃棄物も、「佐く間商店有限会社の荷物なら」と言ってサービスされることも多々あります。

 

また、体積での処分費を徴収される業者と、1㎥の産業廃棄物の重量が200kgを超えると重量計算される業者があるので、重たい荷物はA社へ、軽い荷物はB社へ搬入するといった具合に、適材適所へ搬入を弊社で判断しておこないます。

 

常に決まった産業廃棄物を排出する企業では、1社の中間処分業者との契約で事足りますが、工事関係のように現場によって排出される産業廃棄物の形状や品種が多種多様になる場合、その都度弊社で判断して搬入先をご相談させて頂きます。

 

そして処分方法も中間処分業者によって分かれ、破砕、圧縮梱包(プレス加工)、焼却といった具合で、荷物によって委託先に適した処分方法があります。

 

また、コンプライアンスの都合上、伝票等の紙くずの焼却処分を依頼されることもありますが、弊社を介せば間違いなく焼却炉へと搬入できますが、悪質な業者になると、古紙再生ヤードへ搬入されてしまう可能性もあります。

 

これは中間処分業者であれば、違う処分の手法をとっても、排出事業者が現地へ同行せず未確認の状態であれば、処分費用の減額に努め、利益を追求することが可能になるためです。

 

そのため極秘資料の処分であれば、本来ですと排出事業者の担当者が産業廃棄物処分先へと同行して、間違いなく焼却処分のヤードへ投入するまで確認をお勧めしますが、収集運搬業者へご依頼を頂ければ委託契約どおりの焼却ヤードへ搬入しますし、弊社へご依頼をいただければ写真撮影もおこないますので、担当者様の事後確認も可能となります。

 

他にも、時々ブログにもアップしておりますが、木くずの処分費をお客様より合い見積もりされて、これまでほとんど負けた事がありません。

 

理由としては、通常処分費用とは、処分業者と排出事業所との契約により、処分単価が決められますが、中間処分業者を介すと荷受け先の処分場の処分費に、管理費を上乗せするためです。

 

最後に弊社へ収集運搬を委託された場合のメリットについてご説明させて頂きます。

 

弊社では、1㎥、2㎥、3㎥、4㎥のBOXコンテナを設置し、BOXコンテナの入れ替え、もしくは土間に積み上げられた産業廃棄物を弊社作業員がトラックに積み込み、収集運搬をおこなっております。

 

そして、通常の収集運搬業者ですと、BOXコンテナへ投入した際、山積みとなった部分は追加徴収されてしまいますが、弊社のトラックですとユニックパルというアタッチメントによって、押さえつけて減容し、処分費用を抑えておりますので、実質お客様にご負担いただく収集運搬費用はかなりお安くできます。

 

過去にあった事例ですと、4㎥のBOXコンテナへ山盛りに積み込まれ、さらには周囲にあふれた6㎥以上の産業廃棄物を、ユニックパルにて減容し、有限会社 丸富さんへマニフェストの数量を記載せずに搬入したところ、評価は4㎥にて処分をしてもらうことができました。

 

さすがに押さえて、シート掛けをした分の超過時間分の手数料を請求しましたが、1㎥の処分代金が1万円だったとしても、2万円以上の減額はできており、実質の収集運搬費用以上に安くなった計算となります。

 

さらには、中間処分業者であっても、BOXコンテナの賃料や収集運搬費用は当然請求されますので、今回のケースではお客様にかなり満足いただけました。

 

他にも塵芥車(パッカー車)により、軽量なのに体積ばかり大きな産業廃棄物も、圧縮して積み込むことが可能ですので、保管する場所さえお客様の敷地にあれば、大量の産業廃棄物を1車で処分することも可能です。

 

以上のことから、産業廃棄物のコストダウンをお考えの方は、ぜひ一度お声がけを頂ければ幸いです。

 

※上記の弊社取引先や懇意にしております業者が入っている場合、丁重にお断りをする場合もございますので、その際はご理解のほどお願い申し上げます。