現在、産業廃棄物の処分代金がどんどん値上がりしているとよく耳にします。
一概に産業廃棄物処分費といっても、産業廃棄物を加工する中間処分業者と、産業廃棄物を中間処分業者へと搬入する収集運搬業者の2社が関わることになりますが、前者の中間処分業者においては、収集運搬の許可も取得し、自社運搬をおこない回収している業者がほとんどです。
これだけ見ると、中間処分業者へ初めから委託した方が、中間マージンが減りお得なイメージを持ちますが、実はその他にもコストダウンする方法があり、下記にてご説明させて頂きます。
さて、ここで弊社の取引先の中間処分業者をご紹介させて頂きます。
有限会社 丸富
株式会社 明輝クリーナー
名豊リクル 株式会社
有限会社 丸富さんと株式会社 明輝クリーナーさんにおいては、廃プラスチックをはじめ、多品種にわたり許可品目があるため、お客様からの依頼品に基づき、行き先を決定しておりますが、詳細は後程ご説明させて頂きます。
そして名豊リクル 株式会社においては、木くずを専門に扱い、かなりの安価で処分を引き受けて頂いております。
さて、冒頭に申し上げましたとおり、イメージでいうと「中間処分業者に直接依頼をかけた方が、処分代金が安いのでは?」とお考えになるかと存じます。
しかし、弊社のように数社とのお取引がある場合、荷物の形状や状態、処分方法にもよって、高額請求をされてしまうケースを回避できるという、一社を介したことでメリットを出せるケースがかなり多いという結果となります。
例えば中間処分業者へ、弊社のお客様数社分の荷物を弊社経由で搬入しておりますので、通常ですと多めに数量を記載(請求)されてしまう廃棄物も、「佐く間商店有限会社の荷物なら」と言ってサービスされることも多々あります。
また、体積での処分費を徴収される業者と、1㎥の産業廃棄物の重量が200kgを超えると重量計算される業者があるので、重たい荷物はA社へ、軽い荷物はB社へ搬入するといった具合に、適材適所へ搬入を弊社で判断しておこないます。
常に決まった産業廃棄物を排出する企業では、1社の中間処分業者との契約で事足りますが、工事関係のように現場によって排出される産業廃棄物の形状や品種が多種多様になる場合、その都度弊社で判断して搬入先をご相談させて頂きます。
そして処分方法も中間処分業者によって分かれ、破砕、圧縮梱包(プレス加工)、焼却といった具合で、荷物によって委託先に適した処分方法があります。
また、コンプライアンスの都合上、伝票等の紙くずの焼却処分を依頼されることもありますが、弊社を介せば間違いなく焼却炉へと搬入できますが、悪質な業者になると、古紙再生ヤードへ搬入されてしまう可能性もあります。
これは中間処分業者であれば、違う処分の手法をとっても、排出事業者が現地へ同行せず未確認の状態であれば、処分費用の減額に努め、利益を追求することが可能になるためです。
そのため極秘資料の処分であれば、本来ですと排出事業者の担当者が産業廃棄物処分先へと同行して、間違いなく焼却処分のヤードへ投入するまで確認をお勧めしますが、収集運搬業者へご依頼を頂ければ委託契約どおりの焼却ヤードへ搬入しますし、弊社へご依頼をいただければ写真撮影もおこないますので、担当者様の事後確認も可能となります。
他にも、時々ブログにもアップしておりますが、木くずの処分費をお客様より合い見積もりされて、これまでほとんど負けた事がありません。
理由としては、通常処分費用とは、処分業者と排出事業所との契約により、処分単価が決められますが、中間処分業者を介すと荷受け先の処分場の処分費に、管理費を上乗せするためです。
最後に弊社へ収集運搬を委託された場合のメリットについてご説明させて頂きます。
弊社では、1㎥、2㎥、3㎥、4㎥のBOXコンテナを設置し、BOXコンテナの入れ替え、もしくは土間に積み上げられた産業廃棄物を弊社作業員がトラックに積み込み、収集運搬をおこなっております。
そして、通常の収集運搬業者ですと、BOXコンテナへ投入した際、山積みとなった部分は追加徴収されてしまいますが、弊社のトラックですとユニックパルというアタッチメントによって、押さえつけて減容し、処分費用を抑えておりますので、実質お客様にご負担いただく収集運搬費用はかなりお安くできます。
過去にあった事例ですと、4㎥のBOXコンテナへ山盛りに積み込まれ、さらには周囲にあふれた6㎥以上の産業廃棄物を、ユニックパルにて減容し、有限会社 丸富さんへマニフェストの数量を記載せずに搬入したところ、評価は4㎥にて処分をしてもらうことができました。
さすがに押さえて、シート掛けをした分の超過時間分の手数料を請求しましたが、1㎥の処分代金が1万円だったとしても、2万円以上の減額はできており、実質の収集運搬費用以上に安くなった計算となります。
さらには、中間処分業者であっても、BOXコンテナの賃料や収集運搬費用は当然請求されますので、今回のケースではお客様にかなり満足いただけました。
他にも塵芥車(パッカー車)により、軽量なのに体積ばかり大きな産業廃棄物も、圧縮して積み込むことが可能ですので、保管する場所さえお客様の敷地にあれば、大量の産業廃棄物を1車で処分することも可能です。
以上のことから、産業廃棄物のコストダウンをお考えの方は、ぜひ一度お声がけを頂ければ幸いです。
※上記の弊社取引先や懇意にしております業者が入っている場合、丁重にお断りをする場合もございますので、その際はご理解のほどお願い申し上げます。
今回は「理想の資源回収を開催する」と題しましたが、実は令和2年8月19日(水)の朝に開催された事後報告となります。
ただし、タイトルにもある通り、今後資源回収を開催するであろう各団体の会長をはじめとする役員さんや委員さんにも、お手本とは言いませんが、良い雰囲気づくりを目指していただくためにも、今回(今年度)の資源回収をご紹介させて頂き、少しでも参考にされてはという思いから書き込みます。
さて、この記事を書き込む午後3時の豊橋市の気温ですが、33℃と思ったよりも暑くはないと数字上では感じてしまいます。
また、開催時間は朝なので、さらに活動しやすい時間帯に資源回収をおこなうこととなりますが、そうはいっても慣れない作業の肉体労働は、体力を瞬く間に奪っていきますが、役員さんの年齢が若いから?最後まで音を上げる方は現れませんでした。
というのも、この資源回収は三郷保育園の役員さんが主催しております。
まず、最近の他の地域の資源回収では、暑いこともありますが、笑顔で全員が楽しそうに終始活動する姿を見ることは、ほとんどない時期でもあります。
へたをすればTPOも考えずに、コートの様な薄手のひらひらとした上着を羽織り、汚れないように気を使いながら活動する方を見かけた団体もありました。
しかし、三郷保育園の資源回収は、お互いの担当の持ち場をしっかりとこなし、テンポよく荷物をトラックに積み込んでいくその姿は、すがすがしくもありますが、熱中症等の体調不良にならないか、心配してしまうほどのペースを持続して、結果最後までペースダウンする事無く、早々に積み込みを終えてしまいました。
また、資源回収の最中に耳にした言葉は、「これだけあれば2tあるかねぇ」というワードです。
今年度の資源回収の目標を「2t」と設定し、積み込みの肉体労働ですら、沢山あるから目標に近づくという「喜び」へとマインドコントロールを全員がおこなっているのです。
弊社のトラックが到着し、積み始めに手伝ってくださった役員さんは3名ほどだったかと記憶しておりますが、暑い中で重たい荷物を集荷場から運び出し、なおかつ文句を言うどころか楽しそうに手伝っていただけました。
そして、各担当の部署が終わると、積み込み要員が増え始め、パッカー車への段ボールを積み込む速度の方が遅くなり、溢れんばかりの状態で積み込みを終了しました。
ここで関心したのは、集積場所と積み込みの場所が分かれており、園児の登園に危険が少ないように気遣いも行き届いていることです。
三郷保育園の真向かいに駐車場があり、過去の資源回収では、集荷が終わった時合を見計らって、弊社のトラックが駐車場に乗りつけ、役員さんと積み込みをおこなう形式でした。
しかし、今年度はおよそ700mほど離れた倉庫に、トラック2台を乗りつけ、事前に収集した古紙を積み込む間に、役員さんが当日の集荷分を運搬する形式へと、安全面にも配慮した状態です。
また、倉庫の土間にはテープで区画を決め、古紙の種類を掲示することで、置き場の分別を初めて関わる方にも、一目で分かる工夫がされておりました。
以上のことから、積み込みの段取りもスムーズで、荷物の種類も役員さん全員が把握されており、指示を待つというスタイルの方は一人も見かけませんでした。
また一番驚くのは、例年行われてきた継続事業の資源回収ではなく、一昨年前に古紙の相場が下落したことで、資源回収を中止し、昨年度まで資源回収を開催していなかったことから、今年度の役員さん自身で企画し、目標もしっかりと立て、雰囲気作りもおこなっていることです。
だから、会長を役員全員でサポートし、目標に向かって団結することができるのであろうと、勝手に思っておりますが、会長をはじめリーダーとなる方に重くのしかかるのは、楽しい雰囲気づくりです。
当然笑顔で役員さんが行動する方が、見ていても晴れ晴れしくもあり、全員が前向きになれます。
私の勝手な思い込みかもしれませんが、会長の雰囲気づくりと配慮がしっかりとしているのだろうと感じずにはいられません。
そして、近年の資源回収では、集荷量は考えず、ただ開催するだけという団体も増えてきております。
中には運搬費用どころか燃料代の捻出も厳しい団体さえあります。
そんな中、三郷保育園の資源回収では、今回の目標である2tをめでたく達成することができたことも関心しました。
実は年度初めの第1回資源回収は大量に集荷できますが、第2回資源回収以降の集荷は量が減ることが通常です。
前回よりもさらに多く集めるためには、地元の皆さんにも積極的に声掛けをして、協力をしてもらわなければ目標達成は叶わず、見事としか言い表せません。
そして、本日の積み込み時に弊社のパッカー車の積載能力を聞き、さらに闘志を燃やしていたことから、勝手な想像ですが次の目標は「パッカー車が積み切れなくなるほど集める」だと思いますので、陰ながら応援したいと思うとともに、「この資源回収に関われて本当に良かったです」という感想を心から申し上げます。
追伸 資源回収終了時に美人ぞろいと書き込む約束をしました。
美人ぞろいですよ~www
(写真を貼り付けたいところですが個人情報流出やコンプライアンスの関係上私があきらめました)
そして、最後に頂いたキンキンに冷えた麦茶は、完全に氷っており、午後2時になってやっとすべて飲めました。
ごちそうさまでした。
現在、弊社の引き取り作業人員は高齢者を含めて4人おりますが、その内3人(30代~60代)が先日保健所にて検便を行い、陰性であると証明が届きました。
今回の検査項目は、赤痢菌・サルモネラ属菌・腸管出血性大腸菌O157・O26になります。
近々、大きな食品を扱う工場へ、機械の排出撤去・搬出運搬をおこなう予定ですが、しっかりと検査をした作業員を派遣します。
食品加工工場の機械搬出や店舗などの業務用冷蔵庫撤去で、廃棄処分をお考えの方は、ぜひ一声おかけください。
小さな荷物の収納や、輸送、配送用に最適な段ボールケースを今回はご紹介いたします。
現在の在庫は無地で、ちょうどミカン箱サイズとなり、おおよその外寸は幅365・奥行き320・高さ215(単位mm)です。
箱型にする前の畳んだ状態では幅675・高さ520(単位mm)です。
上の写真のように10枚単位でまとめており、現在の在庫はおよそ800枚ございます。
ただし、上の写真でもご確認いただけるとおり、一度使用した段ボールとなりますので、ガムテープのみ使用した簡易梱包では紙の表面(表ライナ)が剥がれており、粘着の着きが悪くなりますので、重量物に関しては紐でさらに補強をすることをお勧めします。
また、今回のご紹介する段ボールの特徴は、中の補強部分(フルート)が二重であるため、一重の段ボールと比較すると頑丈な構造で、傷つけたくない荷物などには緩衝材も必要ですが、ニーズも多く重宝されております。
ご購入希望の方は、1枚60円で販売しております。
ご来店の際は、資材置き場にて保管しておりますので、事前に電話連絡を頂ければ必要枚数分を、事前にご用意させて頂きます。
また今回のように、同一サイズでまとまった数の段ボールケースを処分される方は、ぜひ一度ご相談いただければリユース段ボールとして高値で購入できるかもしれません。
買い取り希望の際は、必ず畳んだ時の大きさ(縦・横)と、箱型の大きさ(幅・奥行き・高さ)の情報と写真を事前にメールしてください。
今回は在庫ですが、ホームページなどでPRをして、購入者が見つかり次第引き取りをさせて頂きます。
最近お問い合わせが多い「シュレッダーくずの処分ができますか?」という内容ですが、再生資源として荷受けできるシュレッダーとできないシュレッダーがございます。
下部に本当にシュレッダーにかけなければならないのか?についても記載しますが・・・
何が違うの?とも聞かれますが、そもそも再生紙として再生する工程を分かりやすく説明しますと、圧力釜で溶かし、さまざまな色(インク)を使用しておりますので、薬品を使い再生紙を白やニーズに合った色紙の材料にします。
その後、繊維の溶けた液に糊を混ぜ、乾燥させて再生紙へと加工しますが、最近のシュレッダーはかなり細かく裁断されるので、繊維が短くなり質の悪い再生紙となるため好まれません。
最近は古紙の需要もかなり少なく、相場も下落したことで弊社の販売先も、新規取引の場合は荷受け拒否をするほどです。
そして各事業所はコンプライアンスの関係でシュレッダーにかけ、再生資源として扱えるコピー用紙も、産業廃棄物として処分を余儀なくされています。
とはいえシュレッダーにかけた紙くずの体積はかなり大きく、処分費もばかにならず、弊社の様な古紙リサイクルヤードへ何件も電話で確認をされているようです。
しかも雑誌のような低品質扱いの古紙にシュレッダーを混ぜると、製紙メーカー以外にも喜ばない工程があります。
弊社の販売先の業者では、1.2t~1.4tほどの塊となるようにプレス加工をして、番線で緊縛して保管、積み込み作業をします。
その際の移動では、力強く挟むクランプというユニットのフォークリフトを使用しますが、力の掛かりの弱い部分にシュレッダーが混入していた場合は、塊が崩れ、再度プレス加工をしなければならない事もあります。
少し前まではシュレッダーも売り先に荷受けして頂けましたが、最近確認したところ「できれば荷受けしたくない」との事なので、弊社としましても、一定の条件を満たしたシュレッダーだけを荷受けすることとします。
写真の様なシュレッダーが使われだした頃の短冊型は、紙の繊維が長い物も含まれるので再生できますが、小さく裁断する(参考:幅3mm×長さ20mm)ような物は産業廃棄物とさせて頂きます。
ちなみに再生資源であれば、弊社へ搬入いただければ無償回収とさせて頂きます。
また、産業廃棄物の紙くずとなる場合ですが、処分業者への処分代金と弊社の運搬費が発生するため、ある程度高額となることをご理解いただき、一度ご相談ください。
さて、冒頭に本当にシュレッダーをしなければならないのか?ですが、なぜシュレッダーをするのかは個人情報の漏洩や、企業の情報等が盗まれる心配もあり、現在では弊社もコンプライアンスに関わる契約も交わしております。
しかし、本当にシュレッダーを掛ける必要があるのでしょうか?
例えば弊社へ機密情報を記載されたコピー用紙を持ち込まれたとします。
その際、全く告げられず再生資源として持ち込まれた場合、雑誌等と一緒のBOXへと投げ込まれ、4tトラック一車分が溜まると、販売先のプレス加工をする工場へと搬入しますので、長くて1週間は弊社へ保管することとなります。
しかし、「機密情報なのでよろしく」と一言告げられた場合、投入用の小さなBOXではなく、保管するBOXコンテナの下層へと並べ(投げ込むと緊縛処置の紐などがほどけ、風などで舞い上がる恐れもあります)必ずその上に雑誌をかぶせ、人目に付くのを避けます。
また、搬入先ではBOXコンテナのまま雑誌保管場所へと移動し、雑誌の山へ回転するアタッチメントのついたフォークリフトで荷下ろしをします。
その後は緊縛処置の紐を機械でほどき、そのままプレス加工用のベルトコンベアで投入されるので、ほぼ情報が漏洩する可能性はありません。
なぜそう言い切れるのか?とツッコみが入りそうですが、例えばA4コピー用紙500枚入り5セット入った箱詰めの重さは約10kgだそうです。
弊社の搬入する雑誌の重量はその都度増減しますが、おおよそ1t(1,000kg)~1,5tとなり、搬入する雑誌1,5tの中の数枚が機密情報だとした場合は、探し出すのも困難な作業です。
しかも情報を盗もうと試みる方が仮にいたとしても、その比率で例えるのならば「とある山に落ちている一番大きなどんぐりを見つけてください」というミッションを遂行するような確率となります。
とはいえ確率は0%ではありませんが、仮にシュレッダーにかけた場合、機密事項なのでシュレッダーにかけたわけで、シュレッダーを持ち帰ることができれば、そこに機密情報が隠れているということになります。
ある意味、重要な情報がこのビニール袋に収められていると、注意を集める結果となりかねませんよね!
とはいえすべては再生資源を回収する業者の希望的観測からの発言でした。
今回写真撮影はしておりませんが、戦後間もない頃に製造されたであろう旋盤などの機械を撤去してきました。
お客様はこれまでも鉄くずを頂いておりました町工場となりますが、残念ながら昨年秋ごろに閉業され、来月をもって工場も解体作業に入るそうです。
さて、本来ならば中古売買できるか確認をするところではございますが、歴史ある機械だったため、形状からしてもニーズが無いことが分かる代物でした。
とはいえ、過去に中古機械販売店から「最近の機械はコストダウンや移動の事も考えて設計されており、全体的に肉厚が薄い物が多く、古くて頑丈な機械も人気機種がある」と聞かされておりました。
しかしそれ以上に古かったので、今回は中古販売は見送りです。
町工場は住宅街にあり、フォークリフトを搬入するための場所も確保できなかったため、ユニックパルを工場建屋内まで進入し、クレーンが届く範囲の機械をすべて積み込み帰社しましたが、これに掛かった時間はわずか30分ほど。(話をしていた方が長かった(笑))
続いて、クレーン車にフォークリフトを積み込み、工場建屋内にて、ユニックパルにて確保したフォークリフトを降ろす場所へとクレーンで降ろしました。
そして、一番大きな切断機に取り掛かろうとしましたが、機械上部に設置された作動油のタンク付近より、作動油が漏れ出したために今回は搬出をあきらめ、次の便でポンプとドラム缶を用意するため見送りとしました。
その代わり、残りの旋盤2台を含めた機械を6台積み込み、本日の作業を終了したのは10時30分頃。
とりあえずフォークリフトは次回の搬出まで現地に保管をして頂き、工場を後にしましたが、合計2時間30分で撤去した機械は12台で中にはアンカーボルトで固定された物も含めておりますので、かなり早い作業だったと自負しております。
現在の機械のスクラップ相場は安価なため、買い取り価格はあまり期待できませんが、作業が早い=経費が安くなるという事から、通常の機械搬出業者であれば撤去作業代金を請求される可能性もありますが、弊社でしたらご希望に添えるように努力しますので、まずはお気軽にご相談くださいませ。
先日、こんな事がありました。
お客様からのお問い合わせにて、「発泡スチロールの処分にこまっている」とのこと。
そのお客様の業務内容はエアコンの取付をおこなっておりまして、商品の梱包に使われている発泡スチロールが大量に出るため、置き場にも困るのだそうです。
そこで弊社のお客様でもあり取引先でもある薬品を取り扱う会社をご紹介させて頂きました。
その会社では、発泡スチロールを溶かす溶剤が入ったドラム缶を販売しており、容量が一杯になると、溶けた発泡スチロールを原料として買い取ってくれるシステムでもあります。
発泡スチロールを通常の産業廃棄物処理業者へ委託する場合、運搬料金が発生するため、会社の敷地にてトラックへの積み込みが許す限りの量を溜めなければなりません。
しかし溶剤ですと、必要なスペースはドラム缶一本分となり、スペースの有効活用もできます。
ドラム缶一本分の溶剤購入費は、記憶する限りでは産業廃棄物処分業社へ委託する方が安かったと思いますが、スペースととらないことと、マニフェストを発行してゴミとして処分を委託しなくても良い分、メリットは大きいと感じます。
実際に奇麗に選別をされた発砲スチロールを処分委託した場合、処分業社であっても再利用はしておりますが、ごみを捨てる際に委託する側の排出事業所が、マニフェストを発行して産業廃棄物として処分委託する場合は、たとえ再利用されようとも委託する段階での認識はゴミとしての処分委託となります。(もともと再利用として委託契約をされているならばこの範囲ではありません)
ほんの少しの費用で、廃棄物が原料として取り扱われ、場所もとらない便利な薬品のご紹介でしたが、弊社は実はお客様同士をご紹介するだけで、間に入って中間マージンを頂くことはしておりません。(お客様の都合で依頼されれば喜んで中間マージンを頂き取引業者として入ります)
また、今回は発砲スチロールにスポットを当てましたが、このほかにもゴミをリサイクルではなく再利用する取引先等、様々なケースでご紹介できるますので、不要な荷物でお悩みの方はぜひ一度お気軽にお問い合わせください。
廃タイヤの処分費用は高額なの?と心配される方は必見です。
処分費用は軽乗用車500円/本~程度を基準としますが、トラックのタイヤとスパイクは現在扱い不可となります。
また、ホイール付きの状態では、ホイール取り外し費用が別途かかります。
次に大量に廃タイヤがある場合についてですが、1kgあたりの処分代金を22円(令和3年12月の相場から今後は変動制)と別途弊社の収集運搬費用2.2万円(税別)が発生します。
※上記収集運搬費は豊橋市内の価格となり、市外では距離と経過時間により変わります。
仮に1tの廃タイヤがある場合、弊社4t車で運搬するので、処分費22,000円と運搬費22,000円の計42,000円(税別)となります。
ただし、この際気を付けなければならないのが、廃タイヤの保管状況です。
廃タイヤを屋外に保管した場合、タイヤの中に砂・石・苔等が積もります。
他にもボルトや鉄が付着しており、取り外し手数料や洗浄費用が発生する場合もあります。
上記の廃タイヤの処分価格は、タイヤの中が奇麗な状態のみ22円/kg(変動制)となり、汚れや付着物のある場合は、除去費用として作業料金5,500円/時間が別途徴収となります。
金属の除去は電動工具を使用し、鋼材の場合は消耗品費も追加される場合もありますが、汚れがひどい場合は高圧洗浄およびブロアによる除去作業費用となります。
できる限り奇麗な状態での保管をおすすめします。
資源回収アルアルですが、縛り方が緩くてバラバラに荷崩れしてしまう、そんな光景を目にしたことはありませんか?
原因は、床に置いたまま縛り上げ、持ち上げると荷物の自重で紐が伸びる、または荷物が沈みこむことで体積が減り、紐にゆとりができたためとなります。
そのような荷姿では、紐を持ち上げずに、古紙全体を両手で掴み上げるようにしなければ、かなりの高確率で荷崩れを起こします。
実際の現場で紙がばらばらに散乱すると、ひどく恥ずかしい、ヤジられ、白い目で見られ、なんて事にはなりたくはないものです。
また、風の強い時期ですと、散乱した紙は飛散して、回収にもかなりの手間がかかります。
という事で、改めてプロの縛り方(緊縛処置)を写真付きで伝授します。
用意するものは当然紐とハサミ。
時々、テープでぐるぐる巻きに貼り付ける方がお見えですが、迷惑行為です。
さて、まず初めに用意した紐を二つ折りにして床に置きます。
今後の説明がしやすくなるように、今後は向かって左側の折り返し部分をA,右側の両端の長い紐をBとし、同じく右側の短い紐をCと呼びます。
まず縛りたい向きに荷物(今回はバラバラの新聞紙)を纏めて乗せます。
すると、荷物の向かって左側は折れ曲がったA、右側は両端のBとCが出ております。
次に、向かって左側の折れ曲がったAの紐を荷物の上に折り返します。
続いて(画像がブレてスミマセン)上の写真のように向かって右側の両端のうちの長い一本Bを左側の輪に通します。
そしてBを折り返して、向かって右方向に引っ張ります。
最後にBとCを縛りますが、そのまま普通に縛りますと、荷物が沈み、結果として緩みができやすくなります。
なので、この堅結びの状況で、紐BCの両端をしっかりと持ち、両サイドへ引っ張りながら(上の写真では両端を同じ方向に引っ張っておりますが、正確には反対方向へ引っ張ってください)荷物が持ち上がる程度に上下に振動させてください。
そして最後に目一杯の力で引っ張りながら、縛り上げるとガッチガチに固まる荷姿の出来上がりです。
初めのうちは慣れないのできつく縛れないかもしれませんが、この手法は鉄パイプを縛る業者から教えていただいた手法のため、一番きつく、効率の良い縛り方です。
さらに保険として、同じ手法で縦方向に十字となるように縛れば完璧です。
ちょっとだけ聞いてください、というか読んでください。(笑)
弊社は豊橋市に登録しております古紙リサイクルヤードとして、広報とよはしでも紹介される、安心を保証された資源回収業者となります。
ただ、他のリサイクルヤードとの違いをここで紹介させていただきます。
通常の古紙リサイクルヤードとは、豊橋市へ登録された団体が運営主催する、つまり地域で開催される資源回収を請け負う業者となります。
よって始まりは資源化センターへ多く投入される紙資源の減量に向け、地域の資源回収を扱う業者へスポットを当て、市役所が協力要請をした集積場所となり、毎月回収量を市役所へ報告しております。
スーパーやホームセンター等でコンテナを設置して、古紙回収をおこなうところと何が違うのか?というと、現在のように古紙の価格が暴落し、在庫過多の状況では、今後の動向しだいで古紙回収コンテナは撤去されてしまうかもしれませんが、弊社のように地域に根付いた回収業者は、倒産しない限り必ず集積します。
また、通常の古紙リサイクルヤードでは、種類の数だけコンテナを設置してあり、一般の持ち込みをされた方々の手で、自身の判断により、種類ごとにコンテナへ投入しなければなりません。
近年分別されるようになった「雑紙」(ざつがみ)においては、一般の方々から「段ボールで良いのか雑誌扱いなのかわからない」とよく聞かれます。
弊社では営業時間中であれば、100%とは言い切れませんが必ず荷下ろしをお手伝いして、種類分けも弊社でおこないますし、種類分けも親切丁寧にレクチャーして、逆にゴミとなってしまうリサイクル不可能な種類も、合わせてお知らせしております。
もし営業時間外であっても、敷地内に搬入者が荷下ろしをしていただけるだけで、翌営業日に種類分けをおこないます。
どちらが親切かといえば一目瞭然で、持ち込まれる方々が口々に「ここは良い!手伝ってくれるし、悩まなくて良い。」とお喜びの言葉を頂けます。
また、過去には資源化センターの職員さんから、「佐く間商店を紹介して苦情が出ることはほぼ無い」と言われました。
時々、古紙リサイクルヤードとして登録された業者を紹介すると、「横柄で対応が悪い」や「誘導も無いので、どこへ荷下ろしすればよいのか分かり難い」といった、苦情も寄せられたこともあるそうです。
まあ、弊社は駐車スペースも少なく、のんびりと荷下ろしをされると、周囲にご迷惑をおかけするというデメリットもあるので、皆でお手伝いをして、利用者が早く、気持ちよく帰ってもらえればと考えての行動です。
また持ち込む前にご相談等がございましたら、問い合わせフォームよりご質問ください。
古紙の他にも、鉄くず、アルミ、ステンレス、真鍮、銅といった金属も取り扱っております。