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金庫の処分でお悩みの方必見!

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2022-12-10 | ブログ

金庫の処分でお悩みの方必見!

今回は実際のお取引の事例を挙げさせて頂きます。

 

とは言っても今回のお客様は富裕層であるため、コンプライアンスの関係上、写真や場所等の特定されてしまう情報はアップできませんのであしからず。

 

さて、今回ご依頼を頂いたお客様の処分理由は「自宅を転売することが決まり、金庫だけ残して退去する訳にもいかず、数件の金庫販売店へ依頼したが断られ続けた」とのことです。

 

現在の金庫販売店は設置まではおこなうが、処分は請け負わないお店がほとんどだそうです。

 

ネット販売も増えているため、新規事業立ち上げの方から購入依頼はあるものの、買い替えの場合を除き古い金庫を処分する方はお客様扱いにならないのかもしれませんね。

 

そして今回のお客様がなぜ断られ続けたのかというと、豪邸の一室に設置された400kgほどの大きな金庫は、床を傷めないように中2階の和室の押し入れにて、コンクリートを打った上に設置されていました。

 

設置した時には隣地へクレーン車を用意して、縁側から運び込んだそうですが、現在では隣地も建物が並び、搬入の逆の手段での搬出は不可能なのだとか。

 

かといって、廊下を通って搬出するにはフローリングではなく、現在では確保も難しそうな大きな一枚板の床材の上を通すことになるのですが、三段ほどの狭い階段まであり、中を通す事は実質不可能な状態でした。

 

この状態を金庫販売の営業マンが下見をすれば、過去の事例を鑑みても請け負う方は少ないと思い、弊社で何とか対応できるようお見積りをお渡ししました。

 

搬出するには屋内で人力により分断し、広いお庭を通って駐車場のトラックまで持ち出す工程でお見積書を提出しました。

 

とはいえ屋内で火事になる可能性がある危険な作業は避けたいので、電動工具を持ち込み切り分ける方法を選び、おおよその作業時間を算出しました。

 

電動工具を使用するとどうしても多少の火花と、断熱材が粉状となり飛散してしまうため、それなりの養生が必要となります。

 

まずは道具を搬入するにあたり、玄関から廊下、階段上を養生シートで汚さないように敷き詰めます。(階段は転倒の危険があるため養生無しにしました)

 

次いで薄いベニヤ板を金庫が保管してある部屋の床へ敷き詰め、その上へ難燃シートを広げ、鉄のアングルで籠状の枠を造り、周囲をベニヤ板で囲った上に難燃シートで完全に覆います。(この時点で2時間近くまでかかりました)

 

そして切断作業に入りますが、まず初めに両扉を三分割ずつに切断除去します。

 

そして(今回の設置場所の状況では)本体の向かって左側上部天板を2分割(一人で安全に持ち運べる大きさ)に切り取りますが、切り取った欠片は養生の中に全て積み上げます。

 

その後、左側の側面板を3分割にして除去、左側のコーナーと背面板を3分割にして除去、右側の天板を2分割にして除去、右側の側面板を3分割にして除去しました。

 

右コーナーを含む背面板と底板を手前に倒し、コーナーを含む背面板を3分割、底板を4分割にして切断作業は終了ですが、この時点で14:45頃でした。

 

ここで作業開始から初めて養生の外へ出て、会社へ戻り搬出作業員を一名連れて戻ります。

 

現地へ戻ったのが15:30から、応援の社員さんと段取りの確認、当初は廊下を通るルートで搬出する予定でしたが、お客様が縁側から側道を通って庭へ出るルートを使用許可してくださっていたので、台車を使いトラックまで搬出をおこないます。

 

1人が縁側まで撤去品や持ち込んだ道具を運び出し、もう一人が縁側から台車へ運び出してトラックへの積み込みをおこないますが、屋内作業員はその合間に養生のアングルで作成した枠の分解も同時におこないます。

 

結果として作業終了から簡単な清掃までおこないましたが、粉状の切りカスは搬出作業時に舞い上がりましたが掃除機で吸い取った後、お客様に確認を頂き17時過ぎに退出しました。

 

400kgの規模の金庫で、防火のための養生をしっかりとおこない、8時に道具を積み込み出発して帰社したのは17:30と、想定時間で無事に作業を終えることができました。

 

作業人員は1名が1日、応援者1名がおよそ2時間強といった具合でしたが、設置環境によってはもっと時間短縮することは可能かと感じました。

 

今回のお客様はご依頼当初「撤去料金は8~90万円を覚悟している」とお聞きしておりましたが、弊社のお見積りでは住宅内の作業のため防火養生道具は全て新品で購入し、消費税込みで以下のとおりでしたが、お客様からは「手際よく、しっかりと準備もおこない、建物へ傷を付けない配慮もしてもらったのに、かなり安価で対応していただけたので、請求書が届き次第すぐに入金します」とお喜びの声を頂けました。

 

ちなみに気になる経費の内容は以下のとおりです。

 

作業人件費12時間(5,500円/時間) 内訳1名8h 1名4h 66,000円

解体道具1式(レシプロソー、サンダー、ハンマドリル他) 20,000円

消耗品費 (交換刃)15,000円

養生 (鉄アングル、コーナー、ボルト、難燃シート、ベニヤ板、テープ針金) 68,000円

断熱材処理費 5,000円

諸費用 5,000円

合計金額は税込み196,300円でした。

 

最後に、弊社では工事のための保険には加入しておらず、必要であれば工事保険にも加入する事は可能です。

 

ただし、入場した際に様々なところを写真撮影し、弊社作業員が建物を傷つけたと認められた場合に限り、対応する形となります。

 

最後に、金庫を販売する会社は現在でもありますが、搬出できる販売会社は少ないらしく、今回の依頼者も金庫販売会社へ依頼先をお尋ねしたところ、販売会社が弊社をご紹介くださったのだとお聞きしました。

 

過去にも2回ほどお客様から販売会社から紹介されたと聞いており、実績も上がっておりますので安心してご依頼ください。

2022-10-03 | ブログ

油漏れ

弊社の所有する4tトラックのアタッチメント「ユニックパル」は掴む重機の様に作業ができる代物で、荷役作業ではスピーディで結果としてお客様への作業費用が安価となります。

 

上物となるクレーン部分は輸入品で、ネジのピッチ等がインチ仕様といいますか、JIS規格に当てはまらない構造になっております。

 

また、その構造は日本人の様な神経質な品質管理もされておらず、油圧で制御をするためどうしても油漏れが出てしまいます。

 

弊社のユニックパルも他に漏れず、時々滴る程度の油漏れはございました。

 

大手自動車メーカーの工場敷地内では一滴の油を落とす事も許されておらず、全ての同じ形式のクレーンは使用が認められていないほどであります。

 

弊社では現場によっては主要部分(クレーン本体)の下へシートを敷き、養生を行いつつ作業をするお客様の現場もあるのですが、用意に時間がかかるためお客様への経費負担があるため、ご依頼により養生の準備をおこないます。

 

ただし弊社ではまだ経験がありませんが、油圧ホースの破損等では防ぎようが無く、どうしても積み込み作業中にホースが破損した場合は、現場に油が流出してしまいます。

 

先日も操作切り替えバルブのレバー軸という、通常では考えられない部分が圧力により破断し、現場で油を噴霧した状態になりました。

 

その様な場合は、常備しているウエスで拭き取り、土間に染み付いた油は中性洗剤で中和をおこない、最後に水を掛けて油膜が浮かない事を確認してから帰社をします。

 

便利な道具も場合によってはご迷惑をおかけする事もございますが、ご理解を頂きながら今後も使用してまいりたいと考えております。

2022-09-03 | ブログ

遠方への引き取り業者にお困りの方必見!

最近、ご縁で頂いた引き取りの相談で、「横浜のマリンジェットの処分はできますか?」というお電話を頂きました。

 

聞けばそのお客様は知人の所有するマリンジェットの処分業者を紹介してほしい!と聞かれ、弊社にご依頼をという流れらしく、某運送会社に委託して豊橋まで運べば処分は可能か?という質問でした。

 

総額で10万円ほどの運搬費を見込んでいるというお話でしたので、豊橋からクレーン車で引き取りに往復してもそこまで処分費は掛かりませんよ!とご提案させて頂きました。

 

クレーン付きの4tトラックでの走行は、カーナビ通りの時間で到着できない可能性が高いため、朝7:30に出発しました。

 

途中、トイレ休憩を一度だけ挟みましたが、結局目立った渋滞も無く予定時間通りに到着しました。

 

電話ではマリンジェットとお聞きしておりましたが、トレーラーも一緒に処分をご希望でしたので、別々にクレーンで吊り上げ積み込みました。

 

積込作業時間はおおよそ15分ほどでしたが、お客様からお喜びいただき缶コーヒーまで頂いてしまいました。

 

そして帰路につきましたが、途中サービスエリアで20分ほど昼食休憩を摂りましたが、そのまま発車したため睡魔が襲い再度休憩を10分ほど頂きました。

 

帰社時刻は17:05だったため、マリンジェットとトレーラーを降ろしに走ることができず、翌朝移動時間を込みで1時間ほどかけて荷下ろしをおこないました。

 

この様なご依頼のケースでは、取引依頼時には現物を廃棄する約束を取り交わしたとしても、実際には中古で売買されている可能性があります。

 

弊社ではユニックパルにて鷲掴みにして積み込みをおこなうため、原型を留めておらず転売は限りなく不可能な状態にできます。

 

今回は高速走行をするため飛散防止の観点から潰す行為は行いませんでしたが、お客様のご希望があれば積み込みの段階で潰してしまう事も可能です。

ちなみにトレーラーもタイヤ付近が重心で安定して吊り上げられたので、タイヤをグラップルで鷲掴みにして車軸やフレームが曲がった状態での積み込みとなりました。

 

今回の引き取りの請求額ですが、作業人工1人につき通常1時間5,500円となり、本来であれば9時間で49,500円と高速料金の往復でおおよそ13,500円で、合計額はおおよそ63,000円(税別)となります。

 

ただし、4tトラックの燃料が往復で130ℓほど使用したため、燃料代も追加請求させていただきました。

 

結果として請求額は77,000(消費税込み)という結果となりました。

 

マリンジェットとはいえFRPや様々なゴミが付着する船体を処分する解体費を込みの価格と考えれば、決して高くない処分費かと思います。

 

今回はマリンジェットでしたが、スクラップ関係のヤードへ荷下ろしをおこない、廃棄物扱いではなかったため、県外でも引き取りをおこなえました。

 

モーターボート等も同様に処分可能ですが、産業廃棄物扱いとなると愛知県内に限らせて頂いておりますが、多くの取引数量が見込める場合においては、現地産業廃棄物収集運搬も取得しますので、ご相談ください。

 

過去にもタッカーボートの処分依頼を受けましたが、当時はユニックパルが無かったため、ユニッククレーンにて処分会社へ運搬し、破砕手数料込みで1隻10万円という高額の処分費用がお客様負担となってしまいましたが、現在ではある程度の大きさにユニックパルで引きちぎる事が可能となり、機関部等を分けて積み込む事も可能です。(船体の種類により、分別できない機種もございます)

 

その際は船体を潰すための土間のスペースが必要となり、弊社が用意するシートの上で潰す作業をおこない、シートごと処分させていただきます。

 

走行時にオイル等が漏れ出す恐れがあるため、燃料やオイルは極力抜いた状態ですと助かります。

 

万一現状渡しであれば、燃料やオイルを抜き取った後の処分費用も追加されますので、事前にinfo@sakuma-recycle.comまでお伝えください。

2022-08-18 | ブログ

TVで報道された紙くず買い取りの件

令和4年のお盆休み期間中に、テレビで東京の古紙買い取りの件で特集があったようですね。

 

残念ながら私は見ておりませんでしたが、ゴミステーションより持ち出した古紙を搬入すると1kgあたり10円以上の買い取りだとか、さらにメーカーへ持ち込むと1kgあたり20円以上で売買され、古紙の盗難が相次いでいると放送されたそうです。

 

メディアはとにかく過剰報道を常に行います。

 

本当にそこまでの金額で売買できるのであれば、豊橋市の古紙リサイクルステーションに集まった古紙は、夜中の間に盗難に合うはずですし、我々リサイクルヤードも同様に買い取りをおこないます。

 

他の地域の動向は不明ですが、豊橋市の古紙問屋はまだ価格を据え置いております。

 

特に東三河で集めた古紙を国内で再生される場合、製紙工場まで陸送で運ばなければなりません。

 

また船で輸出する場合においても、名古屋港周辺の倉庫に一時保管するため、積み替えの手間とランニングコストが高くなります。

 

よってテレビで報道された様な金額での取引をしている業者は、東三河では皆無かと思われます。

 

そして報道にあった古紙リサイクルヤードは集めた古紙を海外に輸出していたそうですが、その様な会社へ委託するのも現在の日本の動向から逸脱している行為とも言えます。

 

輸出先国は存じ上げませんが、日本の再生における管理はかなり高い品質を維持していると聞いております。

 

簡単に説明すると古紙を再生する時に、圧力釜で煮立て、薬品を使用して漂白をおこない、糊を使って一枚の紙を成形します。

 

この作業は現在流行りのSDGsにより、環境にやさしい薬品を使い、必要以上に神経を使って品質を求め、人体に影響のない(と思われる)紙を製造しております。

 

ところが海外の話を聞くと、溶かした排水は垂れ流し、適当な目分量で薬品を使用し、効率重視の段取りで作成した紙を、安価で世界に流通させていく。

 

他にも日本は脱炭素を目標に掲げ、燃料を化石燃料からバイオマス発電に切り替える努力もおこなっております。

 

しかしとある外国の企業では、国が環境問題を取り組まないことに胡坐をかき、CO2を排出しても全く意に介せず自由に利益を追求して再生処理をおこないます。

 

そんな持続可能な社会とはかけ離れた製造環境でこそ、利益重視で再生処理すれば古紙を高価で集めることができるのです。

 

日本の古紙は品質が良いと聞きます。

 

その古紙を利己的な海外企業に売却してはいけません。

 

そして古紙の金額を上げるのであれば、リサイクルペーパーを進んで使用してくださることが、古紙の価値を高めることができます。

 

現在の国内でのリサイクルペーパーの使用率は年々減少傾向にあります。

 

できれば普段使用する紙もリサイクルペーパーを選んでください。

 

そして末永くお付き合いするために、安易に海外へ輸出してしまう古紙回収業者ではなく、国内で地産地消する古紙回収業者とお付き合いすることを願います。

2022-08-04 | ブログ

事務職の方の事務機器撤去について

一括りに事務職の方とはいえ、普段からスポーツジム等へ通い、筋力の有る方は別として、荷物搬出のコツを投稿します。

 

当社では常に事務用品や事務機器の処分依頼を承り、お客様の事務所の不要となった器具などを撤去しております。

 

特にお盆前やお正月前のような、大掃除をおこなう時期にご依頼が増えますが、中にはお客様がご自身で屋外まで搬出し、弊社が積み込みをおこなう時に見た気になる点をご紹介させていただきます。

 

普段から重たい荷物を持ちなれていない方に多いのは、持ち上げる時のコツを知らない事で、腰を痛めたり、負傷したりすることです。

 

例えば昔のスチール製の事務机を運び出す場合をご説明させて頂きます。

 

現在の机に比べ昔の机は10kg以上重く、体力の無い人では一人で持ち上げることはできません。

 

そこで二人ならば簡単に運び出せると思いますが、実は引き出しの有る側を持つ人は結構大変な思いをします。

 

古いスチール机の自重が50kgとして(最近のは40kg弱ほど)二人で持ち上げれば一人25kgほどと思いますが、引き出しの無い方を持つ人は15kg弱で、引き出しの有る方は35kgほどと、かなり偏った重量となります。

 

また、重さ的には持ち上げられると思いますが、二人で持ち上げた場合、机の補強部分や引き出し部分が足に当たるため、どうしても身体から離して持たなければならず、体感では実際の重量よりも重く感じます。

 

ここで重量物を持ち上げる際のコツをお伝えしますが、自分の重心(だいたいおへその辺り)になるべく近づけて持ち上げる事が、一番楽なポジションとなります。

 

小さくても重たい荷物が地面に置いてあった場合、通常前かがみになって持ち上げると思いますが、この場合は身体の重心から離れた位置で持ち上げる事になり、ぎっくり腰になりやすい持ち方と言えます。

 

普段から重量物を持ち上げている人は、両足を大きく開き、膝をしっかりと曲げてお尻を低くします。(イメージは重量挙げの選手)

 

上半身は寝かさず、できるだけ立てた状態で荷物を両腕で掴んだら、頭の中で「今から持ち上げるぞ!」と念じてから、上半身ではなく脚力で持ち上げるイメージで立ち上がります。

 

この持ち上げるぞ!とイメージするだけで、ぎっくり腰になる確率はかなり下がることと、身体の中で一番大きな筋肉の脚で持ち上げる事で、身体的な負担を減らし、長時間労働にも耐えられるようになります。

 

また、我々が机を運ぶのであれば一人で持ち上げる事が多いのですが、机を立てて机の天板を体に密着させる形となれば、一番重心が近づき移動も楽になります。

 

二人で持ち上げた場合では足に当たったフレームも、持ち上げてしまえば足に当たる事も無く、移動もスムーズに行えます。

 

また、机の下部は軽く上部の方が重たい構造となっているため、重たい天板側が身体に近くなる方が余分な体力を使わずに済みます。

 

他にもロッカーといった大きくて重たい荷物は二人掛かりの方が楽ですが、台車等を使用すると良いでしょう。

 

実際のところ持ち上げて搬出する場合、移動中に死角が多く、壁や手すりにぶつけてしまい、壁紙が破損する事も多々あります。

 

手すりの無い台車ならホームセンターへ行けば2000円~4000円ほどで購入できます。

 

身長ほどの高さのロッカーを搬出する場合は、ロッカーを倒す位置の中心付近に台車をセットし、側面が下側(台車側)になるように横倒しにすると出入り口も通りやすくなります。

 

一点注意することは、扉の蝶番側が上になるようにしないと、敷居を通過する際等の振動で扉が開き、建物に傷をつける事もあります。

 

台車がある場合、机も逆さまにして天板が下(台車側)になれば移動は楽です。

 

机の引き出しはローラーが付いており、出し入れがスムーズになる構造をしておりますが、天地を逆にするとローラーが利かなくなり、引き出しが飛び出る事も少なくなります。

 

もし建物を傷つけたくない場合、引き出しや扉を養生テープでしっかりと固定し、毛布やカーペット等を被せ、搬出する事をお勧めします。

 

ただ、これまで記載した内容はあくまで一階部分の事務所等です。

 

二階部分の事務機器を処分する場合、上げ下ろしはすべて人力となり、体力勝負となるかと思います。

 

これを読む方が経営者や管理職であった場合、搬出作業で従業員さんが怪我や病気(今の時期ならば熱中症)の心配もあるので、不慣れな方に無理な作業をさせない様にお願いします。

 

ここで過去に事務機器を弊社が搬出した例を以下に挙げます。

 

税理士事務所の机やロッカー等を4tトラック1台分という量を、建物の2・3階から搬出し処分した件です。

 

弊社のクレーンは2階部分までしか届かないため、建物の真横にトラックを駐車し、窓から道具を搬入しました。

 

窓枠を傷つけない様に、事務機器を窓枠より高く積み上げる台を用意し、窓からクレーンで搬出をおこない、まずは二階の事務機器をすべて搬出しました。

 

続いて三階の事務機器を作業人員二名で二階まで降ろし、先ほどと同様に窓から搬出して作業を終了したのですが、作業時間はおおよそ3時間ほどで、購入金額は1万円ほどだったと記憶しております。

 

内訳は、金属くずの購入代金が4万円ほどで、作業人件費が3万円となり、差し引き1万円のお支払いという内容です。

 

金属くずの購入金額はスクラップ相場により金額は変化しますので、お気軽にお見積りのご依頼をください。

 

近々では建築系の移転する前の事務所の備品処分のご依頼を頂いた例を以下に挙げます。

 

一階部分が事務所で二階部分が住宅だった物件ですが、建物の側面にも処分品が多々あり、弊社4tトラック二台と2tトラック一台で引き取りとなりました。

 

4tトラックは重機の様なアタッチメントの付いたトラックと、ユニッククレーンの付いたトラックです。

 

まずクレーンでボックスを吊り上げ、建物を傷つけない様に細工をおこないベランダ付近へボックスを配置し、二階部分の不用品をボックスへ投入しました。

 

この作業は、通常の他業者であれば建物の真横にトラックを駐車し、ベランダや窓から投げ落とす光景を見たことがあると思いますが、その作業では積み荷を落とした衝撃で散乱する可能性があり、周囲の迷惑にもなりかねない事から、ボックスを用意し荷物を安全に排出し、トラックのボディへ積みなおしました。

 

結果として居住部分の搬出物はボックス二杯分となり、廃棄物となる荷物を先にトラックのボディへ積み替え、次に再生資源をボックスへ投入し、二階部分の撤去を終わらせました。

 

ちなみに今回三名の作業者が入りましたが、この量を人力で階下へ運び出した場合、転倒などの恐れもありますが、作業時間もかなり掛かったと思われます。

 

続いて一階事務所部分の搬出作業をおこないましたが、やはり廃棄物となる荷物が多く、途中で4tトラック一杯がゴミで溢れそうになり、重機のようなアタッチメントで圧し潰し、体積を減らした後でさらに積足しを二回おこないました。

 

結果、14㎥はあったであろう廃棄物を8㎥まで減容でき、処分費用は10万円ほどだったと記憶しております。

 

他にも再生処分に有料となる小型家電がボックス一杯と、高さ80cmほどの金庫も処分をおこない、作業時間は移動も含めて4時間ほどでしたが、ボックス二杯を積み込むスペースが確保できず、翌日に廃棄物の運搬とボックスの撤去へ訪問しました。

 

金額は三名の作業者半日分と、廃棄物の処理費、小型家電の手数料、金庫の運搬処分費から、金属くずの購入費を差し引きし、請求額が税込み合計20万円弱となりました。

 

ちなみに廃棄物を普通にトラックへ投げ込んで、14㎥の処分代金を請求された場合は、廃棄物の処分費用だけで17万円ほどとなり、そこに運搬費用が加算されますので、かなりお値打ちになったかと思います。

 

他にも軽くて体積だけあるような廃棄物の場合、圧縮できる可能性があり、その場合はゴミ収集車での運搬もできます。

 

今回のように、弊社にすべて撤去をご依頼頂ければ、同業他社と比較してもメリットをしっかりと出せるかとおもいますので、お気軽にお声がけください。

 

 

2022-07-04 | ブログ

(急に)片付けなければならなくなった方必見!

先日、「明日、岐阜県関市の工場へ大型トラック1車分の荷物を片づけられますか?」という急なご依頼を頂きました。

 

ただ、そのお電話を頂いたのが15:00頃で、翌日の大型トラックの手配はなかなか厳しい状況でした。

 

ご依頼の内容は「沢山のプラスチックの通い箱に、不要となった製品の見本が入っており、中身だけ処分をしてほしい!」という事で、総量や作業時間の見通しが全く立たないものでした。

 

結果として、2件目に依頼を掛けた業者さん経由にて、地元の大型トラックを手配することができ、朝10:00からの積み込み作業から始まり、大型トラックへの積み込み終了はおよそ15:30でした。

 

ご依頼の追加から、通い箱の掲示物を剥がし、プラスチックの箱だけの状態へと作業をおこなうため弊社が残り、作業終了から現地出発時刻は16:30を過ぎておりました。

 

大型トラックが引き取り不可な荷物がある可能性も視野に、弊社の4tトラックも乗入れており、剥がしたビニールや紙くず等も搬出しました。

 

もし、ご一読いただけておられます皆様の取引先のスクラップ業者へ依頼した場合、予定が入っているため「明日は無理なので〇日なら手配可能です」とあっさり断られてしまい、結果としてスクラップ業者の指定日まで荷物が邪魔になるはずです。

 

しかし、弊社では過去に専門のトラックが手配できなかった場合でも、人脈を駆使してトラックのタイプは多少違いましたが、これまで対応を可能にしてまいりました。

 

大きな機械であれば重機運搬車両であったり、全く専用トラックが手配できなかった時には建物解体業者の大型トラックを手配できたこともございます。

 

急な話なので無理!と諦めず、まずは一声おかけください!

 

当然弊社でも全く手配できないという可能性はございますが、あらゆる手段を尽くし、対応できる努力をおこないます。

 

そこで必要な情報は、依頼物がどの様な荷姿や大きさといった状況、荷役作業(積み込み作業)に使用するフォークリフトやホイスト等の設備の有無(無ければ弊社のフォークリフトを搬入も可)、現地駐車スペースの確保可能か否か、住所、ゴミや油といった不純物の有無などです。

 

今回の様に急ぎのご利用であれば、佐久間(090-2573-4014)までご連絡をくだされば、直ぐに対応させて頂きます。

2022-06-22 | ブログ

情報漏れしないか心配ではありませんか?

個人情報保護法にはじまり、コンプライアンスも含めて機密情報の漏洩に神経を使う時代となりました。

 

弊社でも取引先の印刷会社より「コンプライアンスの点から機密情報等が漏れた場合の契約を交わすように」と依頼があり、ご希望に沿う形で契約を交わした事もございます。

 

おかげさまでこれまで弊社が原因で、情報が漏洩した事はありませんが、過去に新聞販売店の配達員が配布日の前日にチラシを持ち出し、系列他企業の前で発覚し、弊社からの漏洩を疑われた事はございます。

 

とはいえ、弊社はパッカー車(ゴミ回収車)で圧縮して積み込みをおこなっており、その中から綺麗なチラシ一枚を抜き取られる可能性はありませんでしたので、弊社が原因では無いと断言できました。

 

話が逸れてしまいましたが、地元の廃棄物やスクラップ等の再生処理会社へ処分の委託をおこない本当に大丈夫なのか?という点を、今回はお伝えさせていただきます。

 

過去にも静岡県の印刷会社から排出されるインキ缶の処分委託を数年おこなっておりましたが、弊社への依頼理由は大手企業のパッケージを印刷するにはイメージカラーが指定されております。

 

指定されたインキのメーカーや色があり、紙の種類なども当然指定されて印刷をするそうです。

 

そして、使用済みの空き缶(スチール缶)はスクラップ業者が引き取るのですが、そのインキ缶が印刷会社のライバル企業の手に渡ることで、指定されたインキを使用した相見積もりを出される危険があるのだそうです。

 

現在ではマージンを上げるように政府も進めておりますが、少しでもコストダウンを!と考える企業と取引をされる場合、ライバル企業に仕入れ先の情報が渡るだけで、お得意様を取られてしまう危険がございます。

 

また、他にも事務所から排出される個人情報の記載された紙資料も、地元の古紙回収業者を利用した場合、その情報を欲しがる関連業種の方も当然多くなってしまいます。

 

弊社ではお客様の要望により、再生紙として紙問屋へ直接搬入してプレスしてもらうか、燃えるゴミとして焼却炉のピット(大きな穴)へ投下するなど、他者の目に触れない様にします。

 

その場合は通常の古紙の扱いとは異なるため、追加で作業費などの手数料が発生しますが、確実に情報が漏れない様に処理できます。

 

ちなみに古紙扱いで処分される企業は環境問題に取り組み、焼却炉を希望されるかたは機密情報の度合いが高い企業が多いです。

 

また、古紙に限らず、金型でも製品の複製が可能なことから、必ず溶断する処分会社を希望されます。

 

例を挙げれば多々ございますが、金属くずや紙くずの他、愛知県内であれば廃棄物等も運搬処理できますので、info@sakuma-recycle.comまでお気軽にお問合せ下さい。

 

※県外の廃棄物につきましては、頻繁に依頼があれば県外でも収集運搬許可を取得しますので、まずはお声がけください。

 

さて、先ほどのチラシが云々という印刷会社は、現在弊社とのお取引はございませんが、現在の回収業者は平ボディのトラックでシートを掛けて走行している回収業者がほとんどです。

 

弊社でも経験がありますが、シートのゴムは強風で切れる恐れもあるため、万全な対応と言い切れません。

 

そしてシートは走行時の風の影響を強く受けますが、弊社では風に強いネットも用意しておりますので、積み荷に合わせて使用します。

 

他にも弊社であれば、情報漏れの対策としてシートの上にロープで緊縛処理をおこない、走行時の飛散防止処置をおこないます。

 

また、県外であっても運搬費を頂ければ引き取りに伺いますのでお声がけください。

 

参考となる運搬費の算出方法は、積み込み作業人員1名につき5,500円/1時間となります。

 

例えば4t平ボディトラック1車で弊社を8:00に出社し移動、10:00着から積み込み時間を2時間、12:00~13:00まで昼休憩後に移動をし、15:00に処分先へ到着後に荷下ろし、移動後に帰社時刻が17:00と丸一日経過した場合、請求額は44,000円となります。

 

作業が重労働で作業人員2名の場合は上記金額が倍となりますが、パッカー車を含め車種が変わっても基本金額は同一となります。

 

この他、高速道路を利用した場合はETC料金で通行料金も発生しますので、ご理解のほどお願い申し上げます。

 

最後に、安価だからと公に登録をされているのか不明な実体のない業者を利用される方もおみえですが、情報漏洩した際の補償や、取引先からの信用喪失をしっかりと念頭に置き、委託されることをお勧めします。

2022-06-06 | ブログ

什器の撤去ならお任せください!

先日、弊社所在の町内の料理教室経営者様より「設備の撤去のお見積りをお願いします」という連絡を頂きました。

 

内容は2階にある厨房設備の流し台を8台搬出し、電化製品を10台ほど処分してほしいというものでした。

 

下見に伺うと、搬出経路の階段は直角に折れ曲がり、専用の流し台は重量もあるが、分解作業が必要な状態でした。

 

どうも相見積もりを取られていたそうで、関係者から後に「御社へ依頼が入りそうです」と情報は頂いておりましたが、昨日町内の清掃活動で「撤去費用の金額の安さに驚きました」というお褒めの言葉をいただけました。

 

どうも相見積もりの会社は、スクラップは無償回収とし、搬出作業料金をダイレクトに見積金額として提示されたご様子です。

 

弊社の見積もりでは、搬出手数料〇万円+出張料-金属くずの買い取り金額=請求額となり、現在の相場では1万円以下の請求額というお見積書となりました。

 

とはいえ現在の様な、スクラップ相場の下落する中ですと、実際の依頼日によっては買い取り金額が低くなる可能性もございます。

 

できればお見積書をご提示させて頂いた日から、近い日程でのお取引であれば請求額に差はでにくいのですが、お客様の今後のスケジュールもございますので、その点はお見積書に相場スライドと明記させて頂いております。

 

また、安さの秘訣は、電化製品も2~30kgほどありそうな専門の機材ばかりで、人海戦術で階段を昇降していたのであれば、必ず体力の限界が訪れます。

 

今回の下見で、駐車場と建物のベランダが隣接しており、BOXコンテナを吊り上げ、建物に養生してベランダからそのまま投函できるように手配をする予定でおり、作業時間の短縮と階段などで作業員の転倒するといった行為も減ります。

 

もし、専門業者にお見積りを依頼して、「高額だな~」と少しでも感じたのであれば、弊社へお気軽に見積もり依頼をされてはいかがでしょうか?

 

また、「わざわざ足を運んでいただくのは気が引けるなぁ」という方は、現場の住所と対象物の写真をメールで送信いただければ、おおよその金額は算出することはできますが、今回の様に階段等の搬出ルートが通れるかどうかといった判断もございますので、対象物の大きさや設置環境によって、通路の幅や高さといった状況をお聞きする事もございます。

 

実際の引き取りでは対象物の大きさや重量によって、2t平ボディのトラックか、4tユニッククレーンで訪問する事になりますので、駐車スペースの確保もお願いする場合もございます。

 

ぜひ一度お気軽にお問合せをお願い致します。

 

メールアドレス:info@sakuma-recycle.com

2022-05-19 | ブログ

ドラム缶を加工して販売します!

ちょっとした頑丈な入れ物が欲しい方、重量のある小さな物の容器が欲しい方、簡単な作業の加工をご希望であればアセチレンや電動工具で加工します。

 

ドラム缶はスクラップで買い取った物ですので、表面に多少の汚れや凹み、使用していた油等の残留物はございますが、切断後に天地を逆さまにして一晩置き、油を除去します。

 

多少の油気は残ってしまいますが、ふき取り作業などは当方でしませんので、気になる方はウエスをご用意いただき、自身で気の済むまで拭き上げてください。

 

加工例や金額ですが「ドラム缶の天板全体を切り取り、側面上部にワイヤーを通す穴おおよそ直径50mmを2か所と、屋外保管をするので底板に水抜きの穴おおよそ直径20mmを3か所開けてほしい!」といったご要望であれば、令和4年5月19日現在のスクラップ相場で、アセチレンガスによる溶断加工賃を入れて3,000円で販売させて頂きます。

 

口頭では説明しづらい加工をご希望であれば、紙にご希望の加工状態を書き上げ、FAX等で送信していただければ、ご希望に近い形に加工もできます。(燻製機の様な密閉式等はできません)

 

また、加工は解体作業者がおこなうため、綺麗な切断面を期待しないでいただく事と、溶接等の作業はできません。

 

「ドラム缶風呂に使用したいので天板だけくり抜いてほしい!」というご依頼を多々受けますが、ドラム缶で火を燃やしても、天板や底板と側板の加締め部から油がにじみ出るため、かなり長い期間水を貯めておいても、薪で火をくべると、加締め部から油がにじみ出て、お風呂上りに身体に油臭が残るそうで、お勧めはできません。

 

アセチレンガスによる溶断作業では、鉄板の切り口に溶けた鉄の凸凹が多少残りますが、板端は鋭くないため怪我の心配は少なくてすみますが、一応取り扱いには手袋を着用してください。

 

逆に綺麗な切り口の加工をご希望であれば、電動工具での切断も可能ですが、擦傷や切り傷ができやすくなるため、あまりお勧めはできないことと、加工時間が長くなるため、加工賃が多少値上がりします。

 

上記以外の加工をご希望であればドラム缶の販売金額(令和4年5月19日現在の相場で2,000円)プラス、溶断作業時間(1h)×5,000円もしくは溶断作業時間(10min)×1,000円での加工も承ります。

 

運搬手段の無い方はお届もしますが、距離によって運搬費も変わりますので、住所も教えてくださればおおよその金額をお伝えできます。

 

気になる方はお気軽に(0532)31-0771もしくはinfo@sakuma-recycle.comまでご連絡くださいませ!

2022-04-18 | ブログ

屋外にスクラップを保管している方は今が売り時です!

屋外にスクラップを保管しているというタイトルですが、さらに土間コンクリートをうっていない野原に保管している方は今が売り時です。

 

スクラップの相場もかなり高騰しているので、今売却して損をする方は当然少ないでしょう。

 

現状資源不足と円安が高騰の要因をしめておりますが、供給量が増えると在庫をかかえる業者が一気に売却に走り、相場の下落幅は一気に大きくなります。

 

過去の下落幅が大きかった時も、貯めたスクラップを大型で引き取り依頼をするも、依頼が混雑して回収車が直ぐに手配できない!という状況に陥りました。

 

一番高い時に売りたいのは人の性ですが、売買価格が下がってからでは遅く、売り時を逃したためスクラップの問屋クラスでも閉業された会社もあります。

 

今なら高額で買い取りでき、しかも時間的余裕もあるため、大量に在庫を処分依頼を受けても対応できます。

 

年末の大掃除前の時間に余裕がある今、抱える在庫を処分してはいかがでしょうか!

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