令和元年末に相場は上げ基調でしたが、年明けから一転して下落傾向が予想される令和2年のスタートとなりました。
金属くずを購入する際に「だいぶ値が下がったね!」と言われる事も多いのですが、高く購入するためには一定の条件があり、以下にてご確認ください。
(鉄・非鉄金属)
金属の厚みと体積
〈 鉄くず 〉
・トタン板のようにペラペラ(薄い)では安価になります。
・不純物が微量付着している。
(安価となる原因ですが、簡単に取り除けるようであれば除去した方が好ましい)
・不純物が大量に付いている。
(荷受けは可能ですが、場合によっては解体処分費が掛かりますので取り除いてください。)
・体積が大きい。
(ギロチンと呼ばれる機械で切断可能な大きさ・厚みであれば、それなりの値段で購入可能ですが、厚み2cm以上もしくは体積が大きく機械に通せない場合は、アセチレンガス等による溶断作業が必要なため、かなり安価となります。)
・被膜や塗装・メッキ等が無く、1m四方の立方体以下であれば、高価買取が可能。
〈 非鉄金属 〉
・不純物の除去。
(鉄や他の材質が付着してた場合、鉄よりも安価となる場合があるので、できる限り除去してください。)
・長い物は曲げるか切断を!
(炉に入る大きさでない場合は、切断作業が必要となり手数料分だけ安価となります。)
・種類別に容器に入れて、分別を!
(表面がメッキ等で加工されている場合、ヤスリで削ることで地金の色と硬度が確認できます。)
特に種類別に分別に関して、下記のような取り扱いが好ましいので、ご確認ください。
左の画像は非鉄金属で、磁石が反応せず一見高価買取を期待してしまいますが、画像下部の金色のベース部分はアルミニウム合金となり、画像上部のシルバーはステンレスとなっており、解体選別作業が必要なため、鉄くずよりも安価となってしまいます。
また、よく見ると磁石が反応してしまうバネもあります。
上写真のベースとなる部分を取り外したのが右の写真ですが、この時点で弊社買取価格は約10倍になります。
また、アルミニウム合金ではありますが、一種類で大量に持ち込まれる場合は、他の種類のアルミニウムと混合しない事をお勧めします。
イメージ的にアルミニウムなら同じ種類と思われがちですが、アルミニウムにも種類は多々あり、アルミ缶・ガラ・コロ・雑コロ・合金コロ・新コロ・機械コロ・Aサッシ・ビス付きサッシ・PS版~他、と例に挙げるだけでもかなりの種類で、これらを同じBOXへ投入すると総じて雑コロという、いかにも安価そうなネーミングの扱いとなります。
そしてシルバーの左の写真はステンレスと呼ばれますが、ヤスリで削るとアルミニウムより硬く、腐食しにくい材質からメッキ等の表面加工はほとんどされない材質です。(買取単価はアルミニウムと同じくらい)
ただし、ステンレスも種類がいくつかあり、安価なものは鉄と同等に磁石が反応をします。
(軽く反応する場合は高価買取ができます)
最後に上の写真のバネは一見すると、ステンレスと同じ色をしており、食品関係の機械から取り外した物という経緯と磁石に反応したことから、「13クローム」(弊社の呼び名)と推測されます。
13クロームは鉄くずとほぼ同額の買取単価となりますが、機械による加工の工程から磁力が発生して、磁石に反応してしまう場合もありますので、迷った時はとりあえず分別しての持ち込みをお勧めします。
ざっくりとではありますが、このように種類別に分けるひと手間を加えることで、買取単価はかなりアップします。
最後に銅板で作られた雨どいが昔からありますが、最近ではステンレスに銅メッキがされた物も出回っており、その場合は安価となります。
見極め方は地面に落とした時の音が違うのと、銅は柔らかいので折り曲げが容易です。
また、ヤスリで削るとステンレスの地金色となり、すぐに分かります。
期末、もしくは年末に事務所の大掃除をする際に、溜まった資料を段ボール箱に詰め、一時保管として納戸や倉庫へ置いておきますよね!
その際にどうしてもこれまでの流れから、ファイルから出して、紐で綴じ、タイトルを付けて仕舞います。
この紐がリサイクルには不純物として邪魔をします。
よく「伝票を処分して」とリサイクルヤードとして登録されている弊社へ持ち込まれますが、紐で綴じている場合はゴミとして扱わなければならないため、返品させて頂いております。
紙紐で綴じてあれば、そのままリサイクルが可能なので、これから資料を綴じて仕舞う方は、ぜひ紙紐で綴じましょう。
あと、ファイルも汚れや劣化により処分をされる場合、プラスチック部分を外してお持ち込みください。
プラスチック部分が付いたままですと、廃プラスチックと同等の処理料金となり、高めの請求となります。
面倒なのでそのまま処分して!なんてよく言われますが、弊社も人手を使って処理する場合、人件費が掛かるので、同等の請求をさせて頂きます。
また、伝票類の処分をされる際に混入するのが、バックカーボンと呼ばれる複写式の伝票です。
バックカーボンは通常の再生紙の工程で使用される薬剤では、脱色がしきれず色の着いた(残った)リサイクルペーパーができてしまいます。
過去には青いトイレットペーパーができてしまい、一工程で完成した大量の青色トイレットペーパーを、混入した業者が全て買取させられた事案もあります。
現在では色付きの紙もありますが、当時は真っ白のトイレットペーパーしか購入者がいなかったため、業者は知り合いにすべて配布したそうです。
ちなみに複写式でもバックカーボンでなければ、リサイクルできますので、お持ち込み頂けます。
気を付けなければならないのは、伝票をファイリングする際に、バックカーボンと他の再生可能な伝票を、同じファイルに挟むと、片づける際に紐で括り、すべての紙がゴミとなります。
ファイリングする際は、必ずバックカーボン専用のファイルを用意しましょう。
再生可能な古紙とバックカーボンが混入していた場合、弊社では必ずお客様へ返品するか、ゴミ処分代金を請求させて頂いております。
現状、古紙の在庫過多傾向にあり、全国の古紙回収業者は混入していた場合のチェックは厳しくなっております。
しっかりと選別をして、関係者一同も含め、全員が気持ちよく新年を迎えたいものですね!
本日も蛍光灯を排出される事業所様と、水銀含有産業廃棄物の収集運搬契約書を交わすため、訪問してまいりました。
まず、ゴミの区分では通常2種類あり、産業廃棄物と一般廃棄物となります。
一般廃棄物とは一般家庭で使用した際に出る廃棄物をイメージして頂けると話が早く、一般廃棄物収集業者でしか回収することはできません。
産業廃棄物とは事業所ゴミとして、事業の営みによって排出される、再生資源として取り扱いできない不要物とお考え下さい。
中には「うちの仕事は全くゴミは出ませんよ!」と言われる方もお見えですが、掲題の蛍光灯や郵便物で勝手に送られてくるダイレクトメールの梱包ビニール等も産業廃棄物の扱いとなり、例を挙げれば必ず全く無いには当たりません。
ちなみに産業廃棄物の不法投棄とは、上記を含む事業ゴミを、地域のゴミの集積場所へ捨てる事や、処分場として許可を得ていないゴミ捨て場に捨てる事、野山や外から見えない外壁や雑木林の中に大きな穴を掘って、勝手に捨てる行為も含まれます。
許可を得ていないゴミ捨て場に捨てることはもちろん、許可を得ていない運搬業者への委託も不法行為となります。
適正に処分をしなかった場合、300万円以下の罰金もしくは懲役5年以下の実刑となります。
近年、回収業者も産業廃棄物収集運搬という取り扱いの許可を取得した業者でなければ、事業所ゴミを回収して運搬費用を徴収することはできませんが、蛍光灯や水銀灯の処分の取り扱いが昨年より変わり、分かりやすく言えば蛍光灯などの水銀を使用する製品の取り扱いの、許可を追加しなければならなくなりました。
現状、LED製品へと移行途中でもあり、蛍光灯の器具の生産は終了するメーカーも増えてきており、現在使用されている蛍光灯の器具が壊れた場合、同様の蛍光灯の器具の新品を購入することは難しくなるでしょう。
実際に、お店に設置してある緑色の避難誘導灯も、蛍光灯からLEDへと変更した場合、一年間で電気料金が5,000円も安くなると聞きました。
設置業者の情報ですと、設置に掛かる費用は1台あたり2万円台、つまり6年もしない間に電気代で元が取れますし、蛍光灯の処分代金も掛かりますので、もっと早く元がとれるはずです。
話が逸れましたが、今後売れ行きの悪くなる蛍光灯は、製造するメーカー数も減少しますが、先に挙げた水銀含有製品として、処分代金は高騰する一方ですので、お早めに買い替えをご検討ください。
さて、気になる処分代金は大きさ(ワット数)や形状によっても変化しますが、処分業者が決めた処分代金となりますので、希望される方には処分先と運搬費の基本料金をお伝えさせて頂きますので弊社ホームページにあるお問い合わせフォームよりお問い合わせください。
その他、水銀含有製品では水銀灯もございますが、蛍光灯同様、専用運搬容器を使用しての運搬となります。
万が一、お取引されている運搬業者が専用容器を使用せず、袋・紐・テープで結束して運んだ場合、その運搬業者は無許可営業の可能性が高く、有事の際は排出事業所へ責任が圧し掛かりますのでご注意ください。
気になる専用容器ですが、運搬途中に積み荷(水銀含有製品)が破損して、飛散しない状況にて運搬しなければなりません。
丸裸でトラックのボディに積み込み、運搬する業者にはご注意ください。
最後に、契約を交わしている収集運搬業者では、許可書の写し(コピー)をご確認いただき、許可品目に水銀含有製品を含むという表記があるかチェックをしてみはいかがでしょうか?
会社・商店・店舗・工場に限らず、個人宅やマンションでも年末といえば大掃除!というのが日本の風習です。
普段から奇麗に掃除をおこなう5s運動を実施している会社であれば、そこまでの大事にはなりません。
しかし、通常業務や日常生活で息をつく暇も無いほど動き回る、少数精鋭で活躍される方は、隅々まで行き届いた掃除は、年末とお盆前の大掃除にガッツリ!となり、少し気が重いなんて方も多いのではないでしょうか?
そんな中、弊社へお問い合わせ頂ければ、大掃除や片づけに「役立つ」もしくは「便利」な情報を提示できるかもしれません。
下記に①家庭の大掃除にお役立ち情報②工場の片づけに最近のリサイクル事情と耳よりな情報③店舗・美容院・病院・商店等への耳よりな情報をお届けします。
ぜひ最後までご覧ください。
①家庭の大掃除にお役立ち情報
最近では便利な掃除道具も販売され、より奇麗な仕上がりとなるツールが沢山出て何を選んでよいのか悩みますが、私のお勧めは家事代行サービスです。
実際に自分の人件費を時給換算して1日夫婦二人で作業をするとまあまあな金額になります。
しかし、家事代行サービスを利用すると、専用の道具と汚れ具合に合った洗剤を使用するので、仕上がりも奇麗で時間もスピーディです。
ちなみに利用金額はキッチン¥25,000・浴室¥15,000・トイレ¥8,000・洗面化粧台¥8,000ですが、4カ所まとめれば¥56,000のところを¥45,000でおこなってもらえるそうです。
できばえは株式会社クリーンハウスTRUSTのHPをご覧ください。
他にも年末以外の普段からのお手軽プランですと、月2回のお手軽プランで¥2,500/時間(2時間以上)や、いつでもスポットプランとして¥3,000/時間(2時間以上)もご用意しております。(どちらも税抜き価格)
※すでに年末の予定が立て込んでおり、予約が取れない場合もあります。
②工場の片づけに最近のリサイクル事情と耳よりな情報
夏過ぎからの再生資源の価格は軒並み下落をしており、令和1年12月7日現在で鉄くず相場が上がりだしたのが良い情報。
その他非鉄金属と紙くずは、現在下落し続けている状況です。
プラスチックに関しては、中国向けの輸出が困難なことから、再生プラスチックから産業廃棄物へと流動し、処分費用が掛かるようになっております。
弊社のお客様で、焼却炉を製造している湖西市のアナログシステム様では、農業からの依頼が殺到しており、日本全国へ設置に走り回っているそうです。
これは農業に使用されるビニールゴミが、再生資源から産業廃棄物として処分費用が高額になり、ダイオキシンの出にくい環境の条例をクリアした焼却炉を使用されだしたためとも聞いております。
他にも、紙くずの中国向けの輸出が困難となり、古紙のリサイクルヤードの在庫過多により、価格破壊が進んでおります。
最近では、パッカー車による回収業者も、人手不足と回収の適正マージンを確保できないという理由から、回収を拒否されている工場や商店がかなり増えております。
弊社にもここにきて「佐く間商店有限会社では段ボールを回収してくれますか?」というお問い合わせを多々頂きました。
弊社の返答としては、日時指定のチャーター便ですと配送手数料として運搬費をいただきますが、近くを通った時で良ければ回収します!(運搬費が出ない少量の場合は運搬費がかかります)
また、年末の大掃除で在庫処分や不要な機械などの撤去もご相談ください。
ケースバイケースとなりますが、弊社のboxコンテナを設置して投入いただき、掃除終了とともに回収することも可能です。
とはいえ年末に向け予定が埋まりつつありますので、まずはinfo@sakuma-recycle.comまでメールをいただければご相談にのります。
③店舗・美容院・病院・商店等への耳よりな情報
人手はあって掃除はできるのだけれど、もっと奇麗にして年を越したいという方は、プロの清掃業者をご紹介します。
一番のお勧めはサポートGさんです。
不要な資源や産業廃棄物の処分でお悩みであれば、弊社へご相談くだされば、悩みを解決できますが、清掃に関してはプロの清掃業者が一番です。
実は私も喘息持ちで、店舗などのエアコンが稼働すると、咳がとまらなくなります。
これもエアコン内のカビやほこりがエアコンの風に乗り、エアコンが止まって落ち着くまで咳き込むので、そのようなお店は利用を控えます。
よって掃除のできるタイミングで大掛かりな清掃をおすすめします。
ちなみに、年末は無理だと思いますが、天井や梁などの清掃もサポートGさんはおこないますので、いろいろお問い合わせしてみてはいかがでしょうか?
また、病院は木曜日、美容院は月・火曜日と平日の定休日があります。
例えばサポートGさんでは、火曜日であれば美容院を数件清掃で回ることで、一店舗あたりの清掃料金を安くすることができるそうです。
また、ワックスなどで汚れた床も、専用の機械で清掃することで、新品同様に床が輝くので、店舗の雰囲気も明るくなります。
他にも、飲食店などでは流し台の下のグリストラップの清掃もお勧めします。
長い間使用していると、グリストラップの配管が血栓のように狭くなり、年末年始の繁忙期に排水トラブルなんてこともあります。
弊社の協力会社のエコサービスさんへご連絡いただければ、時間も問わずに対応してもらえるかと思いますが、トラブルは無いことが一番です。
これを機に、ご相談されてはいかがでしょうか?
ということで、間もなく年末ですが、清掃会社を含め、予定が埋まる前に一度ご相談くだされば、ご希望にそった片づけをして、新年を迎えられるかもしれません!
今回は天伯校区にある芳賀土建LTDさんでBOXの交換作業をおこないました。
芳賀土建さんは核シェルターも取り扱う「土工事」の会社で、土砂崩れが起きそうな斜面への防壁工事や、開拓地の区画整理事業などもおこなっております。
核シェルターは地中に埋設するため、防音室代わりにも使えるそうです。
イメージ的に普段の利用は無さそうですが、近隣住民への騒音などを気にせず、普段は趣味(バンドやカラオケ)でも利用できそうですね!
今回は山盛りの鉄くずを頂戴したので、ロープによる緊縛作業をふくめクレーンによる作業時間はおよそ20分でした。
土間に直接置く保管方法も、弊社のユニックパルなら簡単に積み込みも可能ですが、景観も損なわれ会社のイメージも悪くなる可能性もあります。
また資源や廃棄物をBOX管理する企業ですと、専門家に依頼をしっかりとしている企業として、周囲の住民も安心しまし、排出業者の情報掲示の効果もあります。
実際にどの処分会社へ排出しているのか分からない状況ですと、想像から様々な噂をたてられる可能性もありますが、専門の業者と取引をしているというだけで、イメージもかわります。
ISO等を取得している企業ですと、「〇〇置き場」という表示も必要ですが、BOXであれば札を掲げるだけで同等の効果もあります。
アスファルト等にラインを引いて、「鉄くず保管場所」と掲示すれば、場所を移動する際に大事となります。
他にも、「隣家で赤ちゃんがいるので静かに作業して!」というリクエストがあれば、エンジンの回転数を抑えて静かな作業もおこなえます。
ぜひ、現在土間に直接置いてある現場にも、BOXを置くことをご検討ください。
参考までに!という方もお気軽にHPのお問い合わせフォームからご連絡ください!
本日、豊橋市立杉山小学校にて豊橋ちぎりライオンズクラブの薬物乱用防止教室で授業をおこなってまいりました。
時間は13時50分より45分間ではありますが、薬物の種類や身体への害を説明し、児童同士の話し合いもふくめ、あっという間に終了しました。
今年からアクティブラーニングという、児童同士での話し合いを取り入れた教育をおこなっていると聞きました。
そこで話し合いのできる流れを組もうと試みましたが、まさかの二クラス同時開催という、グループを決めるのには不都合な状況となり、まばらなチームもできてしまいましたが何とか終了することができました。
自分が使うつもりが無くても、騙されて使ってしまう。
しつこく誘われて、ついつい使ってしまった。
など、これまでに私の知人が体験した本当にあった実例を元にお伝えし、どうすれば断れるのか、または騙されて飲まされることを回避できるのかを、児童同士で考えて、100点満点の答えが返ってきました。
ちなみに無理な誘いを回避する方法は
1 カエル作戦 すぐに話題を変え誘いにくくする
2 壊れたCD作戦 お母さんに怒られるから~~ を繰り返す
3 3D作戦 だって~~、でも~~、どうして~~を繰り返す
4 逃走 逃げるが勝ち
ですが、きっぱり断ることと、危ない雰囲気の場所へは近づかない!ですね。
新聞紙の出し方や選別方法で悩まれる方、または気になる方への予備知識を含めたご紹介です。
バブルが崩壊してしばらくしてからリサイクルブームが巻き起こり、行政をはじめ自治会や団体の古紙に対する回収に意識が向きました。
また、その回収方法や荷姿について、TVでも放送された内容は「チラシと新聞紙を分けてください」というものでした。
一部の製紙メーカーがマスコミの取材に対し、「ダイレクトメールやカタログが混入するため、見た目の似ているチラシは雑誌扱いにした方が良い」という解釈から、そのような報道がされたのだと思います。
しかし、古新聞を溶かす際、(製品にもよりますが)新聞紙だけではなく、チラシを一定量混入すると良い再生紙が作れるそうです。
チラシの混入する量の目安は、新聞社から投函されるチラシの量が妥当な量にあたり、紙質が似ていると判断して他の紙を混入すると、バランスが崩れるそうです。
つまり、新聞社から届く新聞広告は新聞紙と一緒に出しても大丈夫ということ。
そして荷姿はビニール紐などで縛る際は、できる限りきつく縛り付けてください。
トラックで移動する際に、特に数か所回収する場合、シート等で飛散防止処置をしないケースが多いです。
緩い縛りの荷姿ですと、積み込みの際にほどけ、バラバラになって飛散しやすくなります。
新聞社から同梱されるリサイクル用の袋も構いませんが、摩擦抵抗が減るため、落下することも多くなります。
また資源回収では、各地区の回収員さんが投げる等の手荒な行為をする場合も、袋であれば破れ、緩い縛りでは抜けほどけの原因となります。
時々、「段ボール箱に詰めた新聞でも良いですか?」と聞かれる時もあります。
問題はありません!とお答えしますが、収集場所のリサイクルヤードでは、紐切機械に投入することで、作業員は選別するだけで済みます。
しかし、段ボール箱に詰め込まれると、機械へ投入する前に、手作業での分別(段ボールから出す)作業も増えますので、現場作業員の負担が増えます。
そのあとはプレス加工をした後、製紙メーカーへと搬入されてリサイクル紙へと生まれ変わります。
弊社からですとリサイクルヤードまでではございますが、見学を希望される方にはお連れすることもできますので、HPの問い合わせフォームよりご依頼ください。
最後に2019年11月現在の相場では紙くずを無償回収しておりますが、相場が上昇すればボックスティッシュや個包装のトイレットペーパーと交換もしております。(トラックにて現場引き取りを希望される場合、収集運搬料金が発生する場合もございます)
木製パレットや製品を送付する際に使用された木箱、邪魔になり切り倒した木や払った枝の処分でお悩みではありませんか?
これからの季節は特に火事も起こりやすくなるので、可燃物の保管にも注意が必要です。
弊社ではクレーン車やユニックパルというトラックを所有しておりますので、安全かつ迅速に積み込みが行えます。
また、現在では安価で処分のできる豊橋市内の木くず処分会社は、大変荷物が多く、荷受け制限もかかっており、いつでも荷受けできる状況ではありません。
他にも、不慣れな方が積み込みを行い、自社で処分場所へ運搬する場合、荷崩れの恐れもありますし、積み下ろしでケガをする可能性もあります。
実際に運搬中の振動により、きつく締めたロープによる緊縛処置も、現場へ到着すると荷物が沈み緩んでいる事も多々あります。
弊社では飛散防止のために緊縛処置を行いますが、積み込みの段階で荷物が沈みにくいように積み込み、仮に緩んだ場合でもトラックのボディー内側へ荷物がズレる様な積み方を心掛けております。
また、奇麗に積み上げられた木製パレットはフォークリフトがあれば簡単に積み込みできますが、保管場所へ投げ込みフォークリフトでの積み込みが不可能な木くずや倒木などもユニックパルにより簡単に積み込めます。
←積み上げられた枝も鷲掴みで積み込みます。
←長年かけて積み上げた木くずは、下部が風化して触ると崩れる状況にもなります。
また、これから空気が乾燥してくると、火事や放火も心配なので、特に通りに面した場所に保管された木くずは、早めに処分しましょう。
もし処分に困る場合は弊社へお問い合わせください。
気になる金額設定は、木製パレットですと300円/t(種類により10,000円/tとなります※要確認)の処分代金+弊社の収集運搬作業料金11,0000円(積み込み作業が1時間で終わらない場合は追加で5,500円/時間が発生します)
例 木製パレット1.5tの処分代金450円+運搬費11,000円=11,450円+消費税
B級木製パレット1.5tの処分代金15,000円+運搬費11,000円=26,000円+消費税
木製パレット1.5tの処分代金450円+運搬費11,000円+積み込み作業1時間追加5,500円=16,950円+消費税
他にも木くずや葉っぱの付いた生木、切株など、処分代金はそれぞれ違いますので、その都度ご相談ください。
今回もコンプライアンスの関係上、現場名と内容や写真は出せませんが、今月は毎週日曜日と20日~22日の祝日を含めた計6日間にわたり、設備の搬出依頼をいただきました。
とはいえ、弊社は一人が積み込み要員として現地入りして、その都度大型トラックを2~3台チャーターして、複数回の往復運搬していただく流れです。
本日も8時に現地入りして帰宅までの12時間におよぶ積み込み作業は、大型トラック9台も積み込みました。
実は先週は台風の影響もあり、排出作業が流れましたので、今週の3日間が激務となっただけですが、工場の現場作業を止めずに対応したい方は、ぜひ一度ご相談ください。
先月末も3日間で工場の中身全撤去という作業もしました。
できるかぎり、ご希望にお応えできるよう努めます。
お客様には平素よりご利用賜り厚く御礼申し上げます。
土曜日に台風が接近するため、ご近所様へ迷惑をかけないように10月11日㈮に対策をします。
お客様によっては、物置の段ボールを台風の通過前に片づけたい方もおみえですが、物置が軽くなると強風にあおられ、横倒しや移動したこともあるのでお勧めできません。
また、強風により普段では飛散しない重量物も、緊縛処置をしなければならず、一度固定すると移動することもできなくなります。
当然、台風通過中に搬入されても、荷下ろし途中も危険が伴うことと、風にあおられ作業が難しくなり、お客様の車を傷つける恐れもあります。
よって、10月12日㈯は荷受けせず臨時休業とし、14日㈪の祝日までの連休とさせていただきます。
ご無理を言いますが、週明けの12日㈫から通常営業とさせて頂きますので、ご協力をお願い申し上げます。