工場終いをお考えの方必見!
近年、後継ぎの不在であったり、労働者不足といった人材問題をはじめ、設備の老朽化や運転資金の借り入れ等といった問題により、会社を閉業される方が増えている様に感じられます。
当然預貯金が潤沢にあり、これまでの人付き合いや取引先に片付けを依頼できる方は、そのままのお付き合いを優先させるべきと考えます。
とはいえ、できれば残った資産を有効活用したいため、可能な限り片付けの出費を抑えたいと考えるのは当然です。
佐く間商店有限会社は令和7年度に閉業された会社の片付けを7社おこないました。
これまでお取引を頂けた工場が4社、ホームページを見てご依頼頂いた個人商店が1社、町内の町工場が1社、過去のお取引での評価から知人の廃業された建具屋さんをご紹介頂いた1件です。
それ以外にも親が営んでいたという畳屋さんをはじめ、過去に親や祖父母がお店を廃業して他界され、残された親族が片付けをおこなうという方を含めると、結構な件数の撤去をおこないました。
とはいえ条件があり、できるだけ出費を抑えたいケースでは、弊社の作業者が最大3名という事(急ぎであれば外注への依頼も対応可能ですが多少費用がアップします)と、通常業務は工場等から排出されるスクラップや古紙の回収がメインとなるため、片付け作業は空き時間となり多少の日数を要します。
まずご紹介するのは弊社の取り扱う品目で以下のとおりとなります。
【金属くず】
銅、真鍮、ステンレス、アルミニウム、鉄、工業雑品、シュレッダーなど
【古紙】
段ボール、新聞紙、雑誌、古紙など
【再生可能プラスチック】
単素材使用製品のみ(PP/PEなどの表記された製品はポリプロピレン/ポリエチレンと複数の材料を使用しているため再生不可)
【産業廃棄物収集運搬】
汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず、動植物性残さ、ゴムくず、金属くず、ガラスくず・コンクリートくず・及び陶磁器くず、がれき類、蛍光灯(水銀使用製品産業廃棄物)
過去の投稿にもございますが、弊社の強みは通常の業務から発生しやすい不用品を多種取り扱っている事にあります。
町工場1件の片付けをおこなう場合、全て片付けると公言する業者では、トラック数台を投入し、作業者が多人数訪れ、とりあえず一気に荷物を搬出し、自社で分別作業をおこなうケースでは、現場撤去時に積み込む作業と、帰社後の選別と出荷の2度手間となり費用は最低1.5倍は必要となります。
安価に納めたい場合、依頼主が種類毎となる複数の業者へ依頼し、作業場がかち合わない様に段取りをおこない、場合によっては見積もりに含んでいた荷物を別の業者が運んでしまった!という事例も見てきました。
仮に後者の業者を複数社で依頼したとして、排出する手間と道具は別途で必要となり、配車も種類毎に用意するため、意外と割高になると思われます。
その点全てを一社に依頼できたとしたならば、搬出道具も同じ出所となり経費は割安となります。
また、種類毎にBOXコンテナを用意するため、倉庫の片付けであれば依頼主が丸投げで片付けをおこなえます。
というのも、在庫の倉庫などは棚により様々な種類の処分品があり、荷受け先の分野に分けて選別する必要があり、依頼主がご自身で片づけた場合は工場の外にコンテナを設置し、屋外まで搬出作業をご自身で行う事になります。
弊社一択でご依頼頂ければ、可能であればフォークリフトを搬入し、フォークリフトが入れない現場であればハンドリフト等で小さなBOXを持ち込み、複数の種類の不用品を選別しながら片付けられます。
4tトラック1車分の整理ができた荷物から、その都度搬送しますが、少し足りない場合でも帰社時に撤去するため、運搬費用は安価となるケースもございます。
例えば板パレの様な木くずであれば、作業途中でもそのまま木くずの処分会社へ搬入するのですが、複数の種類の金属を処分する場合、現地で分別すると種類分けのBOX配置場所も多く必要となり、さらに現地滞在時間も増え、全体的に見れば割高となると判断した場合、一度会社へ持ち帰り弊社の土間で分別作業を専門でおこなう作業者が種類毎に計量をおこなう場合もございます。
※作業時間と重量を考慮し一品の扱いとする場合もございますが、お客様にメリットがある場合に限ります
この記事を書いている現在でも工場の大きさ700坪の食品加工工場の片付けをおこなっておりますますが、工場内で組み立てられた機械の全長は10mを超え、高さも4m近くある様な機械が6基と8~10mほどの機械も複数基あるため、依頼主には2か月の作業期間をみてもらいつつ、種類分けをしながら片付けをおこなっております。
この工場で契約する産業廃棄物処分会社へ産業廃棄物(以下:ゴミ)を委託する予定だったそうですが、弊社へゴミの運搬をご依頼頂けました。(理由は過去のブログ ゴミの減容と値下げ方法のご紹介 をご確認ください)
大きな機械の搬出では、重量物専用のチルローラーも所有しておりますが、今回は機械の重量も1.5tフォークリフト2台で持ち上がるため、弊社フォークリフトを搬入し、工場内で切り離し作業をおこないながら搬出しております。
例えば金属くず回収業者に依頼をかけた場合、見積もり段階で「機械一式〇tに対し、単価〇円にて買い取ります」的な見積書を発行したとしますが、必ず単価はその時の相場で実重量で計上とあります。
ご依頼が見積もり後の翌日などであれば相場変動制による不利益は考慮しなくても良いのですが、重量だけはご依頼時に必要な部品取りをおこなうケースもあり、モーターの様な重量物ではトン単位で数量が軽くなる事もありました。
また全ての荷物を目視で確認する事はできないため、高価な金属が発生した場合、見積もり以上で購入してもらえる業者は少ないでしょう。
その点、現地で選別し、種類分けされた専門業者へ搬入できれば、その分高価買取も可能となります。
現地撤去費用や作業費も発生するため、常に他社と比較して高価買取を交渉されるお客様とのお取引はご遠慮させて頂きますが、種類分けをする価値が有ると判断されれば、分別しての買い取りをおこないます。
なお、幹線道路で「高価買取」を謳う業者も増えましたが、外国人経営者が海外へ輸出して出荷するため、場合によっては消費税が付かない事もあるそうです。
その様な会社の買い取り単価を引き合いに出された場合、弊社では価格競争にはなりませんのでご理解ください。
最後に、各業者にご自身でご依頼された場合によくあるケースですが、搬出後に出てくる物です。
例えばゴミのコンテナを出荷した後、機械を撤去していたら、機械の周りからゴミが出てきてしまうなんて事もあるため、出荷して良いのか最終判断はご注意ください。
そして清掃作業は弊社でもおこないますが、安価を求めるのであれば依頼主自身で最後の清掃だけおこなうという手段もございます。
工場の規模にもよりますが、最後の掃き掃除に高い作業費を支払う必要もありませんので、その際はご相談にのります。
汚れ具合によって、現地に水道と電気が来ていれば高圧洗浄もおこなえますし、ブロワ等の道具もございますので必要とあればお申し付けください。



