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中国から日本へ進出された企業と廃棄物処分のお取引を開始します

中国から日本へ進出された企業と廃棄物処分のお取引を開始します

2025-04-25

2025年に中国から豊橋市へ進出された企業とのお取引依頼がありました。

 

ホームページをご覧になられてお問合せを頂けたかと思いますが、木くず・廃プラスチック・段ボールの処分は可能ですか?というお問合せのご連絡を頂きました。

 

取り急ぎ、セレモニーを開催する前に、社内のゴミを片づけるために、見積もりを!というご依頼から、工場を訪問したタイミングで保管しているゴミの総量を確認し、後日お見積り書をお届けに伺いながら、現場で説明を交え金額をお伝えしました。

 

内容としては中国から輸入した際の木箱にビニール等の緩衝材が入った状態で積み上げられている”木くず”と”廃プラスチック”の山は一見で12㎥ほどの体積でした。

 

もう一方では”段ボール”と梱包材のビニール等が混在した”廃プラスチック”の山。

 

お見積書では、混合廃棄物(段ボール・廃プラスチック・木くず)の総額バージョン、それぞれを別のトラックで回収した場合の処分単価のバージョンで、弊社の運搬費によるゴミの種類と数量との兼ね合い(バランス)を見ながら、どの回収方法が安価で済むのか?というご相談をおこないました。

 

結果として、初回の収集運搬ではセレモニーまでの期間が短く、全ての廃棄物を1車で回収し、混合廃棄物として処分業者へ運搬し、次回以降は各種廃棄物の運搬費を頂き、処分先へと搬入する方法をとる事になりました。

 

初回の廃棄物の体積は優に16㎥を超える体積でしたが、お客様の希望から、弊社が処分先へ交渉し、通常であれば体積で処分費を請求されるところを、重量による請求へとご配慮いただきました。

 

また、お客様の工場には電動のハンドリフトタイプのフォークリフトしかなかったため、弊社のユニックパル(掴みのアタッチメント)で回収し、工場内から搬出する作業者と、掴みのトラックで積み込み作業をおこなう作業者の2名で訪問したため、初回のみサービスでパッカー車も同行し、簡単に仕分けられる段ボールだけ、古紙リサイクルとして回収しました。

 

3×1.2×0.8(m)ほどの木箱が8箱あり、さらに木製パレットとプラスチックのパレットも、積み込み途中で追加される状態となり、結果としてかなりの数量を1車で積まなければならない状況でした。

 

ちなみに掴みのトラックで木箱を押しつぶし、緩衝材のビニール等もわずかでも圧縮をおこない、依頼時の総量を積み込み、シートにて飛散防止処置を行っている最中にも、追加の廃棄物が発生してしまいます。

 

あらかた作業終了が見込まれた時点で、圧縮作業も終え、シートを掛けやすい積み方へと作業をおこなっているため、最後に追加依頼があるとシートを剥がし、先に積んでいた荷物を積みなおして、追加の廃棄物を無理して積み込むと作業時間が要してしまい、弊社の料金体制では請求額が上がってしまいます。

 

今回、たまたま追加処分依頼を受けた荷物はプラスチックのパレット10枚と木製パレット3枚でしたので、とりあえず木製パレットのみ追加で乗せ、荷下ろし後にプラスチックのパレットを引き取り、再生プラスチック工場へと搬入しました。

 

ここでいう再生プラスチックに対応できるパレットは再資源化された材料で作られたパレットで無い事、ボルト等で複数のパーツを固定したパレットで無い事等が条件となりますが、産業廃棄物と違い、無償で処分ができるメリットがあります。

 

したがって、再度訪問し、再生プラスチックの工場へ搬入した際の、弊社運搬費5500円を追加で請求しましたが、ご依頼頂いた混合廃棄物に追加した場合の処分費がおおよそ12000円以上だったため、半額以下で処分できた事になります。

 

依頼された当初のご担当者から、「一緒に持って行った方が得なのでは?」という怪訝そうな顔をされましたが、実際に半額以下ですと請求書と合わせてご説明させて頂いたところ、納得されたご様子でした。

 

ちなみに、廃棄物の中間処分をされている業者へ直接依頼をした方が、安価な処分費で済むのでは?と考えられるお客様も少なくありませんが、全ての処分業者の処分金額が同額という事はありません。

 

プラスチックが安く処分できる業者であれば、木くずは木専門の処分業者の方が安く、廃油の処分先へプラスチックも~と依頼しても取り合ってはくれず、付き合いのある処分業者を紹介されて終わりです。

 

紹介された業者が安いとも限りませんし、処分先が不法投棄をしている可能性もあります。

 

弊社が信用をおける業者を、お客様の希望に合わせた業者を選択し、条件に合ったトラックで回収もおこなえます。

 

もし、これから起業される方は、処分業者の方が中間マージン分だけ得をするという考えではなく、弊社の様な、排出する廃棄物の種類と数量、荷姿によって回収方法を選べる業者へまずは見積もり依頼する事をお勧めします。