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数年前に廃業された店舗の片づけ事例紹介

数年前に廃業された店舗の片づけ事例紹介

2021-05-21

数年前に理由は聞いてませんが廃業され、お店と倉庫が当時の状態で維持?していた店舗の片づけ依頼がありました。

 

とりあえず下見に行くと、店舗内は経営者夫妻が片づけ途中で、物が溢れている状態ではありますが、陳列棚等は分解され、直ぐに運び出せる状態でした。

 

そして、バックヤードに入ると、様々な荷物が積み上げられており、片づけをするのにも難儀しそうな状況でした。

 

とりあえず経営者夫妻の希望は「マイカーで運べない大きな荷物と重たい荷物を何とかして」とのこと。

 

いつもお伝えするのは「作業員が必要な物との判断ができないため、積み込みに立ち会うか、一目で搬出作業ができるようにマークを貼り付けるか、一カ所に要らない物を固めてください」というお願いです。(理由は後程記載します)

 

そしてその場で引き取りに伺うスケジュール調整をおこないます。

 

後で連絡となると忘れる可能性があることと、帰社してスケジュール確認するまでに他社からの引き取り依頼が入ると片づけの日程が遅くなる可能性もあるためです。

 

 

今回は翌々日の午前中にまず4tトラックと2tトラックで現場入りしましたが、2tでは乗り切らない量の荷物が駐車場に運び出してありました。

 

そのため2tトラックは一度帰社して、もう一台の4tトラックへと乗り換え、午前中に積み込みを終えました。

 

作業人員は2名でおおよそ午前中で終わりましたが、現在スクラップ買い取り金額が高騰しており、搬出作業をおこない、引き取りをおこなっても15,000円以上の買い取りができました。

 

何なら現在の相場であれば、もっと高値での買い取りができるかと思われますが、業務用の保冷庫等や営業車から外したシートのように解体が必要な荷物もあり、そのような荷物は解体手数料が発生するため加味され、平均的な買い取り単価を算出しました。

 

ただ、今後は店舗内に建付けた業務用の冷蔵庫の撤去も入ります。

 

こちらに関しては搬出作業代金と処分費が掛かりますので、追って請求となります。

 

気になる費用は、作業時間に対して請求となるため、1時間あたり5,000円/一人の作業料となります。

 

そして、上記の要不要のマークについての理由ですが、いつも積み終わってから「やっぱり必要な物がある」とか「捨ててはイケない物が無くなっている」という連絡が入ります。(今回はありませんでした)

 

弊社作業員も、不要と確認後に積み込みますが、作業終了間際に「返してほしい」と言われても、変形しているか、積み込んだ荷物を一度降ろして拾い出すという、かなりの手間とモチベーションが下がる行為になります。

 

また、返却にかける時間も経費として計上されるため、できればしっかりと事前確認をおこなって頂き、弊社作業員も無駄のない作業を心掛けたいところです。