海上コンテナ設置
数年前に依頼のあった20フィート(約6m)海上コンテナを設置しました。
お客様の従業員さんから「町内の防災備蓄品を納める防災倉庫に20フィート海上コンテナは手に入らないか?」というご相談を受け、「廃棄希望の案件が有り次第連絡します」というお返事を当時させて頂き、3年ほど待って頂きました。
通常の海上コンテナですと、移送費用も込みで最低20万円から、販売店によって25万円は掛かると聞いております。
実際、自治会への請求は税込み価格で11万円でしたが、「安く入手できた」と大変喜ばれておりました。
実はご紹介くださったお客様の社員さんには、以前も5万円+輸送費と設置料金を頂いて、販売した実績もあり、弊社であれば安く手に入るとご紹介頂けたようです。
さて、今回の海上コンテナの廃棄のお見積り先は、県内の大府市で、下見も含め撤去と2回の訪問となりました。
下見の際に、防災倉庫として機能できる現状かの確認もあったため、請求額が少し値上がりしてしまいました。
実物は少々塗装が剥げて、錆も浮いている箇所もありましたが、パッキン等の損傷も無く、扉の開閉もスムーズだった事を受け、自治会長へ写真を送付して購入されるか打診をしました。
続いて、設置場所の確保をお願いして、自治会で四隅のコンクリート板をご用意くださいました。
しかし、無人の状態で弊社が勝手に設置する訳にもいかず、自治会長への立会いの日程調整と、運搬用の大型トラックの空き状況、大府市の廃棄希望の会社と調整を進めた結果、5月6日の移設となりました。
弊社は先に現地へ到着すると、クレーンでの吊り上げと同時刻に大型が到着、積み込み場所上方でコンテナを待機した下へ、大型トラックにバックして駐車して頂く流れです。
積み終わると、大型トラックは国道23号線のバイパスで豊橋へ向かい、弊社トラックは作業道具の片づけ後、高速道路経由で帰社して設置場所で使用するフォークリフトを積み込み、自治会長の待つ設置場所へ向かいました。
到着後、フォークリフトを降ろすのと同じタイミングで大型トラックが到着しましたが、設置場所まで大型トラックが入れなかったため、弊社の4tトラックへ積み替え、駐車場から空き地への乗り入れから設置へと移りました。
ちなみに弊社の請求は、一人の作業時間に対し5,500円/hとなっており、今回は8時出発の設置終了からの帰社がおよそ14時だったため、およそ6時間となり、当日の料金は3.3万円です。
ただし、下見の時間も2.5時間となり、そちらの経費は13,000円+高速料金となります。
また、海上コンテナ廃棄希望をされたお客様には買い取り代金として税込み11,000円をお支払いしております。
本来ならばもう少し高額のお支払いをしたいところではございますが、買い取りをされる相手が自治会ということもあり、大府市のお客様も納得して頂けました。
そして大型トラックの輸送費用が距離もあったため、税込み44,000円となります。
これが豊橋市内の移送であれば、運搬費も22,000円で納まるかと思います。
本来でしたらフォークリフトの移送と使用金額11,000円を上乗せするところですが、今回はお客様へその分をお支払いしてしまいました!
今回、写真を撮影したので、設置後の写真をアップしようかと思いましたが、パソコンのデータを整理していたら、誤って削除してしまいました。
設置した海上コンテナは上記の通り、錆が浮いていたため、自治会長曰く「ペンキを塗ります」とのことです。
弊社で塗装等の業務はおこないませんが、その分廃棄案件の依頼があれば安く入手できるかもしれません。
入手希望日が無く、慌てていないのであれば一度お声がけいただく価値はあるかと思います。