廃業をご予定の方はぜひご一読ください
一昨年より耳にしておりました今年の不景気は、コロナショックによりさらに悪影響を及ぼしました。
もともとは前年度比にて3~4割減の受注量ではないか?という推測から、業種によっては7割も前年度比で仕事が減ってしまったとも耳にしております。
そしてこの度は廃業を決意された経営者の皆様におかれましては、胸中お察しします。
さて、今回はなぜそんな経営者の方へご一読願うのかと言いますと、最近ご依頼を頂いたとある会社の事例の処分会社があまりにも暴利だったため、知人からのご紹介で弊社へと依頼されたためでございます。
と言いますのも、とある会社が廃業するにあたり、これまでお付き合いをしてきた設備の会社へ、設備の撤去の見積を依頼したところ、廃棄処分と搬出手数料にて50万円掛かりますという返事が来たそうです。
また、産業廃棄物処分会社へ不用品の見積依頼をしたところ、処分費でまたも50万円と、さらに積み込み手数料と諸経費も別途必要と言われたそうです。
知人からの依頼で見積に伺ったところ、業務停止してそのままの状態であったため、金額的な提示はできませんでしたが、聞く限りの処分費は絶対に掛からないという自信がありました。
理由としては、設備は弊社の所有する道具にて全て搬出が可能だった事と、金属くずにつきましては処分費用ではなく買い取り評価となっているためです。
また、産業廃棄物につきましても、処分会社はすべての不用品を混合廃棄物という扱いとなり、処分費が高額になったかと思います。
しかし弊社では扱いが全く違い、再生資源は有効活用できるため、廃棄物の処分費用が抑えられる、さまざまな業者と提携しているという点が強みとなるからです。
実際に年末に入ってからの依頼につき、現時点でそのお客様の現場が完了している訳ではございませんが、現時点で再生プラスチックとして扱える不用品も、トラック1台分運搬しております。
金額にすれば、処分費用が安く見積もっても5万円掛かるところを、無料で処分ができた事になります。
そして、積み込み運搬作業料金は1万円を予定しておりますが、処分会社でも同じように請求されるため、お客様は知人から弊社を紹介してもらい、信用してご依頼を決断されただけで、他に何も労力を払っておりません。
このまま、この現場が終了するまで弊社が搬出をおこなった場合、本来ならば撤去と処分費用を合わせて100万円以上との見積が、弊社へ依頼されたことにより、産業廃棄物処分費用を含めても30万円前後ではないかと思われます。
ではなぜ完了してからこの記事を書かないのか?と思われてしまいますが、この12月をもって廃業を決断される経営者の方が多いとも耳にしているからです。
実はこの不景気の中、このタイミングでの廃業を決断する企業は、無借金経営をされているところがほとんどとも聞いております。
これまで蓄えた貯金があるため、とりあえず思いつく処分会社等へ、廃棄依頼を安易にかけてしまうと思いますが、必ずしもその会社が適正な価格で請け負うとは限りません。
処分は大きな会社に依頼した方が安心できるとお思いですが、実際のところ流通経路が違うだけで、荷物の扱いは同じ、しかもすべての取り扱った荷物にマージンを上乗せするか、正直に手数料だけを取るかという違いでもあります。
とはいえ、弊社ならば必ず安くなるという訳ではありません。
もっと良心的な価格帯で請け負う業者もあるかとは思います。
弊社は依頼者にメリットが無いとなれば、専門業者を紹介することもします。
先日も、廃プラスチック・紙くず・廃油等の処分依頼がありましたが、少量の廃油を弊社が運搬しても、運搬費用が高額に感じるため、お客様に処分会社を紹介し、弊社は手数料を頂かないというケースもございます。
自社の利益追従ではなく、お客様のメリットを第一に考え、状況に合わせた提案をさせて頂きます。
場合によっては弊社の取引先をご紹介も致しますので、お気軽にご相談ください。