小学校のウサギ小屋撤去
とある小学校のウサギ小屋を撤去することは可能ですか?という依頼があり、下見に赴いたのは先々週のこと。
立会いくださった依頼者の希望は、できるかぎり出費は避けたいとのこと。
普通に考えても撤去費用はかかる案件でしたが、少しでも子どもの教育に関わる環境作りのお役に立ちたいという観点から、無償での撤去をお約束しました。
切り離し作業に要する道具等をお貸しして、部材の搬出のみ弊社で対応という手もありましたが、道具の破損の恐れも含め、ケガや事故の心配もありましたので、弊社ですべてを請け負うことにしました。
工程としては、アセチレンガスで切り離し、鉄の網をサンダーで切断して分離を予定。
当日現場へ到着すると、可燃物の撤去がされていなかったため、取っ掛かりは防風壁の樹脂波トタンの撤去と周辺への散水。
屋根に木材が使用されていたため、ユニックパルで引きちぎり、地上で木とトタン(鉄)に分別作業をする。
本体はユニックパルで折り曲げて、極力小さくしてからトラックへ積み込みをする。
最後の荷物を積み込み完了したのは15:00頃。
その後、緊縛処置(ロープ掛け)をして、周辺の簡単な整理をおこないました。
専門業者に依頼した場合、予想では20万円ほどかかる工事でしたが、今回請求するとするならば8万円でした。
内訳として、作業人員と運搬費として6万円+切り離し作業の道具使用料金+アセチレンガス等の消耗品費の合計で8万円となります。
ちなみに上記業者の費用は、昨年対応した鳥小屋撤去時(今回より小規模)の見積金額でした。
今回は什器の器から少々逸脱していた感はありますが、工場や商店を含めた現場の邪魔な設備の撤去にお力になれるかもしれません。