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年末に事務所の大掃除をする方は必見!

年末に事務所の大掃除をする方は必見!

2019-12-23

期末、もしくは年末に事務所の大掃除をする際に、溜まった資料を段ボール箱に詰め、一時保管として納戸や倉庫へ置いておきますよね!

 

その際にどうしてもこれまでの流れから、ファイルから出して、紐で綴じ、タイトルを付けて仕舞います。

この紐がリサイクルには不純物として邪魔をします。

 

よく「伝票を処分して」とリサイクルヤードとして登録されている弊社へ持ち込まれますが、紐で綴じている場合はゴミとして扱わなければならないため、返品させて頂いております。

 

紙紐で綴じてあれば、そのままリサイクルが可能なので、これから資料を綴じて仕舞う方は、ぜひ紙紐で綴じましょう。

 

 

あと、ファイルも汚れや劣化により処分をされる場合、プラスチック部分を外してお持ち込みください。

プラスチック部分が付いたままですと、廃プラスチックと同等の処理料金となり、高めの請求となります。

 

面倒なのでそのまま処分して!なんてよく言われますが、弊社も人手を使って処理する場合、人件費が掛かるので、同等の請求をさせて頂きます。

 

また、伝票類の処分をされる際に混入するのが、バックカーボンと呼ばれる複写式の伝票です。

バックカーボンは通常の再生紙の工程で使用される薬剤では、脱色がしきれず色の着いた(残った)リサイクルペーパーができてしまいます。

 

過去には青いトイレットペーパーができてしまい、一工程で完成した大量の青色トイレットペーパーを、混入した業者が全て買取させられた事案もあります。

 

現在では色付きの紙もありますが、当時は真っ白のトイレットペーパーしか購入者がいなかったため、業者は知り合いにすべて配布したそうです。

 

ちなみに複写式でもバックカーボンでなければ、リサイクルできますので、お持ち込み頂けます。

 

気を付けなければならないのは、伝票をファイリングする際に、バックカーボンと他の再生可能な伝票を、同じファイルに挟むと、片づける際に紐で括り、すべての紙がゴミとなります。

 

ファイリングする際は、必ずバックカーボン専用のファイルを用意しましょう。

 

再生可能な古紙とバックカーボンが混入していた場合、弊社では必ずお客様へ返品するか、ゴミ処分代金を請求させて頂いております。

 

現状、古紙の在庫過多傾向にあり、全国の古紙回収業者は混入していた場合のチェックは厳しくなっております。

 

しっかりと選別をして、関係者一同も含め、全員が気持ちよく新年を迎えたいものですね!