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蛍光灯の処分でお悩みの方(事業所)は必見!

蛍光灯の処分でお悩みの方(事業所)は必見!

2019-12-12

本日も蛍光灯を排出される事業所様と、水銀含有産業廃棄物の収集運搬契約書を交わすため、訪問してまいりました。

 

まず、ゴミの区分では通常2種類あり、産業廃棄物と一般廃棄物となります。

 

一般廃棄物とは一般家庭で使用した際に出る廃棄物をイメージして頂けると話が早く、一般廃棄物収集業者でしか回収することはできません。

 

産業廃棄物とは事業所ゴミとして、事業の営みによって排出される、再生資源として取り扱いできない不要物とお考え下さい。

 

中には「うちの仕事は全くゴミは出ませんよ!」と言われる方もお見えですが、掲題の蛍光灯や郵便物で勝手に送られてくるダイレクトメールの梱包ビニール等も産業廃棄物の扱いとなり、例を挙げれば必ず全く無いには当たりません。

 

ちなみに産業廃棄物の不法投棄とは、上記を含む事業ゴミを、地域のゴミの集積場所へ捨てる事や、処分場として許可を得ていないゴミ捨て場に捨てる事、野山や外から見えない外壁や雑木林の中に大きな穴を掘って、勝手に捨てる行為も含まれます。

 

許可を得ていないゴミ捨て場に捨てることはもちろん、許可を得ていない運搬業者への委託も不法行為となります。

 

適正に処分をしなかった場合、300万円以下の罰金もしくは懲役5年以下の実刑となります。

 

近年、回収業者も産業廃棄物収集運搬という取り扱いの許可を取得した業者でなければ、事業所ゴミを回収して運搬費用を徴収することはできませんが、蛍光灯や水銀灯の処分の取り扱いが昨年より変わり、分かりやすく言えば蛍光灯などの水銀を使用する製品の取り扱いの、許可を追加しなければならなくなりました。

 

現状、LED製品へと移行途中でもあり、蛍光灯の器具の生産は終了するメーカーも増えてきており、現在使用されている蛍光灯の器具が壊れた場合、同様の蛍光灯の器具の新品を購入することは難しくなるでしょう。

 

実際に、お店に設置してある緑色の避難誘導灯も、蛍光灯からLEDへと変更した場合、一年間で電気料金が5,000円も安くなると聞きました。

 

設置業者の情報ですと、設置に掛かる費用は1台あたり2万円台、つまり6年もしない間に電気代で元が取れますし、蛍光灯の処分代金も掛かりますので、もっと早く元がとれるはずです。

 

話が逸れましたが、今後売れ行きの悪くなる蛍光灯は、製造するメーカー数も減少しますが、先に挙げた水銀含有製品として、処分代金は高騰する一方ですので、お早めに買い替えをご検討ください。

さて、気になる処分代金は大きさ(ワット数)や形状によっても変化しますが、処分業者が決めた処分代金となりますので、希望される方には処分先と運搬費の基本料金をお伝えさせて頂きますので弊社ホームページにあるお問い合わせフォームよりお問い合わせください。

 

その他、水銀含有製品では水銀灯もございますが、蛍光灯同様、専用運搬容器を使用しての運搬となります。

 

万が一、お取引されている運搬業者が専用容器を使用せず、袋・紐・テープで結束して運んだ場合、その運搬業者は無許可営業の可能性が高く、有事の際は排出事業所へ責任が圧し掛かりますのでご注意ください。

 

気になる専用容器ですが、運搬途中に積み荷(水銀含有製品)が破損して、飛散しない状況にて運搬しなければなりません。

 

丸裸でトラックのボディに積み込み、運搬する業者にはご注意ください。

 

最後に、契約を交わしている収集運搬業者では、許可書の写し(コピー)をご確認いただき、許可品目に水銀含有製品を含むという表記があるかチェックをしてみはいかがでしょうか?