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雑紙の仕分けは悩んじゃう!

雑紙の仕分けは悩んじゃう!

2019-02-01

雑紙の事を聞かれるようになったのは、豊橋の焼却炉が壊れ、ごみ減量に努めた結果もあると思います。
というか、他市で雑紙について聞かれた事が無い。(笑)

とはいえ結果として分別の意識が定着したので、結果オーライ!

さて、雑紙の分別について、紙問屋の現場作業員さんから聞いてきました。
雑紙とはボール紙や厚紙等といったイメージですが、見た目から判断できない物もあります。

左の写真は白い紙を表面に張り付けて、綺麗な印象を持つお菓子の箱です。
角ののり付け部分を開くと、表面加工がされていない部分がグレー・白・黄土色など、商品によって様々なカラーをしています。

製紙メーカーは黄土色(段ボールに近い色)は段ボールと同梱で良いそうですが、それ以外は雑誌扱いとなるそうです。
ちなみに写真はグレーで、雑誌扱いです。

また、のり付け部分の無い、一枚の紙状では、破るもしくは引き裂いて、断面をご確認頂ければ判断できます。

あと、和紙、色紙は再生できない(ゴミ)そうです。
他にもアルバム等の加工物もゴミとなります。

右の写真の様な緩衝剤や梱包材は段ボール扱いとなります。
写真は屋内で撮影したため、色が分かりにくいのですが、基本的には見た目や色で判断されるそうです。

紙問屋で回収された古紙は、作業員が目視で不純物を除去した後、プレス機で重量が1t~1.4tほどの重さに加工されます。
その後製紙メーカーに搬入されると、ランダムでプレスを選択して、バラして不純物の混入割合を確認されるそうです。
その際、段ボールでは目立つ白色等は、評価が下がる原因となります。
ちなみに紙の値段は段ボールの方が雑誌より高価となります。

最後に下の写真の様に、高価な本に見られるパッケージ?の雑紙は、化粧紙なら雑紙となりますが、布が貼りつけてあるとゴミとなるのでご注意ください。